海外大手ノ仮想通貨取引所がFTXです。
FXTとは仮想通貨取引所であの世界的な取引所であるBinance(バイナンス)とも提携を結んでいてユーザーが大きく増加している取引所となっています。
FTXでは非常に注目されやすい仮想通貨を上場する傾向があり、中でもIEOを実施した通貨は高いパフォーマンス(値上がり)を見せるほど影響力を見せている取引所です。
あと、FTXでは先物などのデリバティブ取引ができますが、中でも注目なのは「レバレッジトークン」といって最初から価格の値動きにレバレッジがかかっている通貨を言います。
レバレッジトークンではロスカットがないという特徴があり、レバレッジでのリスクがありながら弾力的なトレードがしやすいと言った特徴があります。
レバレッジトークンを使って相場のトレンドが発生した場合に波に乗るなど、短期的な利益、下落相場でも売り方仕掛けて利益を狙いにいくなどのトレードが可能です。
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この記事の目次
仮想通貨取引所FTXについて
FTXは、2019年4月に開設されたAlameda Research社が運営する仮想通貨デリバティブ取引所です。
Alameda Research社は2017年10月に設立された会社であり、1億ドルを超える桁の資産を持ち、1日あたり6億ドルから15億ドルの取引しています。
また、2019年12月にはアルトコインの世界最大取引所であるバイナンスがFTXに出資し、相互に提携しているのは注目を集めました。
○大型資金調達を完了した大手海外取引所
○採用する仮想通貨の種類が多い
○レバレッジ取引、先物取引(無期限先物あり)などオプション取引が可能。
○各国の規制を遵守している。
2021年7月〜100億円超えの資金調達を行う
サム・バンクマン-フリード(Sam Bankman-Fried)氏率いる暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXは、9億ドル(約1000億円)規模のシリーズBの資金調達を終えた。暗号資産業界において過去最大の資金調達。同社の評価額は180億ドル(約2兆円)にのぼる。
資金調達には、ソフトバンクグループやセコイア・キャピタル(Sequoia Capital)、Ribbit Capital、暗号資産取引サービスを手がけるパラダイム(Paradigm)など、60以上の投資家が参加
FTXがさらに注目を集めた理由の一つがこの大型資金調達となっています。
FTXはバイナンスと提携しスタートしたことから最初注目を集めましたが、その後バイナンスは各国の規制から苦しむことになり、FTXは逆に大型資金調達を完了させるなどその差は広がりつつあります。
FTXがこの大型資金調達から株式上場を行うのではという見方もありますが、今後のサービスを含めて注目と言えます。
コインベースが独自通貨FTXのカストディサービスを開始
「これまでで最大の取引所顧客」仮想通貨取引所コインベースがFTXトークンのカストディサービス開始https://t.co/HPiW5YfyoR
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) May 24, 2020
仮想通貨取引所コインベースは22日、仮想通貨デリバティブ取引所FTXの取引所トークンである「FTX(FTT)」のカストディサービスを提供すると発表した。
FTTはERC-20系トークンの一つ。
コインベースは「これまでで最大の取引所顧客」だと述べた。
コインベースはアメリカ最大の取引所で非常に仮想通貨の審査が厳しいことで知られています。
このコインベースがFTXの通貨を上場し、カストディサービスを提供したことは、FTXが仮想通貨取引所でも大きな信頼性がある取引所ということを証明してくれています。
●カストディサービスとは第三者機関(ここではコインベース)が仮想通貨のセキュリティ、保管を行うこと。
仮想通貨のカストディサービスでは世界的に有名なビットゴーがあります。
FTXのIEOは見逃せない
IEOとは、取引所が審査した事業について資金調達を行うことをいい、上場後の価格が非常に安定することが特徴となっています。
2020年にFTXから仮想通貨Serum(セラム)がIEOを行い、その後バイナンスで上場したことから26倍もの高騰を記録しました。
このことからもFTXは海外仮想通貨取引所中でも多くの注目を集めている取引所と言えます。
FTXで注目のレバレッジトークンとは
レバレッジトークンとは、最初からレバレッジがかけられている商品のことです。
レバレッジとは、少額の資金で多額の資金をを取引できるものです。
例えば20万円の証拠金にたいして200万円分の取引をした場合、10倍のレバレッジ比率ということになります。
基本的なFXでは、はじめに証拠金を預けることで、その証拠金の数倍~数百倍の金額で取引をおこなうことができるようになりますが、レバレッジトークンでは証拠金が必要なくなります。
このレバレッジトークンの種類は以下の5種類です。
MOON | レバレッジ10倍/ロング |
---|---|
BULL | レバレッジ3倍/ロング |
HEDAGE | レバレッジ1倍/ショート |
BEAR | レバレッジ3倍/ショート |
DOOM | レバレッジ10倍/ショート |
上の画像が実際のFTXの公式サイトでのビットコインのレバレッジトークンになります。
ビットコインの通貨単位BTCにそれぞれのレバレッジトークンの種類が記載されています。
取引手数料について
建玉維持手数料 | 0.03%/日 |
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取引手数料 | ボリュームに応じて |
FTXはデリバティブ取引所なので、例えばレバレッジトークンでレバレッジがかかったままの通貨を保有すると建玉維持手数料として、1日に0.03%かかります。
また取引手数料については売買するごとに下記の手数料がかかります。
30日間の取引量で手数料が変わってきて、取引量が多いほど手数料が安くなる仕組みになっています。
*1mのmはミリオンなので100万単位になります。
レバレッジトークンには強制ロスカットがない。
レバレッジトークンには強制ロスカットがありません。
強制ロスカットとは、預け入れた証拠金の維持率が、一定の値になったときに強制的に損切りをして資金を守る仕組みです。
一見、良いシステムのように感じるのですが、少ない資金で高いレバレッジをかけるとすぐにロスカットされてしまうため、その対策として細かい資金管理をしなければならないという面倒な部分もあります。
その反面、レバレッジトークンでは日本時間の毎朝11時に「リバランス」が入る機能があります。
5つの商品ごとに決められたレバレッジ倍率になるように調整されているため、強制ロスカットをうけることがない仕組みをとっています。
通常のレバレッジ取引と比べて損益幅が広い
上記のようにレバレッジトークンでは「リバランス」がおこなわれることでレバレッジ比率となるように調整してくれるため、通常のレバレッジ取引と比べて損益幅が広くなります。
つまり、通常のレバレッジ取引の3倍、10倍のレバレッジよりも、レバレッジトークンのほうが大きな収益を得ることが可能になると言うことです。
しかし、損失がでてしまう場合には、通常のレバレッジ取引よりも大きな損失が発生するということでもありますので注意が必要です。
レバレッジトークンは、使い方によってはハイリスクハイリターンな取引ともなりますし、また弾力的に運用しやすいトレード方法と言えます。
レバレッジ倍率について
おそらく、予想される規制強化から逃れるために暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所大手FTXのCEO、サム・バンクマン-フリード(Sam Bankman-Fried)氏は25日、レバレッジ取引の倍率を100倍から20倍に制限すると発表した。-yahoo
FTXは各国の規制を遵守するために、通常のレバレッジ100倍から20倍に制限すると発表しています。
今後もオプション取引を含めてこの辺サービスは変更がありそうです。ですが、このように規制を遵守することは取引所としてポジティブと言えます。
FTXの登録とそれに応じた出金額について
FTXに登録をした場合、本人確認の状況に応じて、出金の制限がされています。
入金自体は制限がないのですが、取引所から送金する場合についてアカウントのレベルの応じて違ってくるということです。
メールアドレス | 〜1000ドル |
---|---|
氏名・住所の登録 | 2000〜9000ドル(1日) |
身分証明書の提出 | 無制限 |
住所証明、銀行口座の残高証明 | 法定通貨での銀行取引が可能 |
現在は各国の本人確認の規制が厳しくなっているため、FTXに登録したのであれば、身分証明書の提出くらいまでやっておきたいものです。
少額の取引であればメールアドレスだけでも可能となっています。
FTXの評判口コミについて
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まとめ
海外のレバレッジ取引所と言えばビットメックスでしたが、現在はビットメックスから多くのユーザーがFTXに移行している状況と言われています。
FTXが多くのユーザーを引き込むのは、やはりバイナンス の提携やFTX通貨がコインベースに上場したりと非常にポジティブなニュースが多く信頼性が上がっているからだと感じています。
レバレッジトークンをうまく使って今後も弾力的にトレードする人が増えそうです。
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