暗号資産(仮想通貨)のハードウェアウォレットであるLedgerNano(レジャーナノ)を購入したことがある方に、詐欺や脅迫のメールが送られている状況です。
経緯は2020年7月に、仮想通貨のウォレットを販売しているフランスのレジャー社の個人情報が流出したことが経緯となります。
また日本の公式代理店でレジャーナノSを購入した人は情報流出にはなっていないので今回の問題は関係ありません。
電話のSNS・ショートメールやメールに、ビットコインを振り込むような脅迫や、レジャーナノにアクセスするようなリンクを貼っている送ってくる場合もあり、いずれも無視をする必要があります。
加えて、ウォレットのレジャーナノ自体は情報流出したとしても、特に問題ないので併せて気にする必要はありません。
今や一番有名な個人用の仮想通貨ウォレットと言っても過言ではないわ。
この記事の目次
レジャーを装った詐欺のメールやSNSに注意が必要
レジャー社を装った連絡はSNSやショートメール、メールなどに送られているようです。
サイトにアクセスしてKYCをするリンクを送ってくる。
実際に送られてきているメールはこちらです。
レジャーナノSが一時的に使えなくなったから、KYC(本人確認)をしてくれという内容のメッセージになります。
もちろんリンク先はクリックしないようにしてください。
ビットコインを振り込むような殺害予告のメール
このように住所を知っているから家に来るという内容のメールで、1000ドル(10万円)のビットコインをアドレスに送れとあります。
レジャーナノを買った人がどのくらいの資産を持っているか相手がわからない限り家に来ることはまずありません。
仮想通貨ウォレットのレジャーナノは問題ない
レジャー社が販売しているウォレットのレジャーナノですが、こちらはパスワード(秘密鍵)や資産については購入した人しかわかりません。
なので、情報流出には関係なく仮想通貨を保管可能です。
暗号資産(仮想通貨)を送金したり、12個の秘密鍵フレーズは決して教えない。
今回の問題で詐欺集団が行なっていることは
・仮想通貨を振り込ませる。
・ウォレットの秘密鍵(12個のフレーズ)を聞き出して仮想通貨を盗み出す
という結論に行き着きます。
なので決して自分の資産である仮想通貨を振り込んだり、秘密鍵を教えないようにしてください。