SBIグループの仮想通貨取引所である『SBIバーチャルカレンシーズ🔗』が2018年6月に事業を開始しました。(一般者の口座開設は夏より)
気になるSBI仮想通貨取引所の取引に関わる手数料(コスト・スプレッド)についても同様に公開されました。
仮想通貨取引所のコストを考えると代表的なもので、「仮想通貨の売買手数料」「日本円の入金、出金手数料」があります。
また送金手数料についてはどの取引所でもマイナーに支払うことになっているため、基本的に取引所に支払う手数料は無料となっています。
また日本円の入金、出金手数料については、私もメインで使用している大手ネット銀行『住信SBIネット銀行🔗』は即時入金と手数料無料となっているため、仮想通貨取引を行うのであれば、SBIバーチャルカレンシーズに限らずぜひ持っておきたいネット銀行の一つと言えます。
この記事の目次
SBIバーチャルカレンシーズの売買手数料について
仮想通貨の交換業は、売値と買値の差にあたる「スプレッド」が収益の根幹だとされる。北尾氏は「業界最低のスプレッドにする」と話した。ービジネスインサイダー
スプレッドとは上の画像のように「買うときの価格」と「売るときの価格」が違うため、その差が手数料となるということです。
なのでこの差が小さければ、スプレッドが小さいといえ、取引のコストは安くります。*スプレッドは取引所の収益源となっています。
SBIVのスプレッドは
上の画像はSBIバーチャルカレンシーズの取引画面です。
上の価格である
「67.1(買うときの価格)」ー「63.9(売るときの価格)」=約3円
がスプレッドになります。
注文 | 仮想通貨 |
---|---|
買うときの価格 | 価格*1.05 |
売るときの価格 | 価格*0.95 |
上の表はSBIバーチャルカレンシーズの手数料ですが、
売買価格の5%が手数料
という意味になっています。
なので、先ほど説明したリップルの価格については、60円くらいになっている為、スプレッドが5%の3円になっていました。
SBIバーチャルカレンシーズの手数料について思うこと。
現在SBIバーチャルカレンシーズでは、
- ビットコイン
- リップル
- ビットコインキャッシュ
の3種類通貨の取り扱いをしています。
スプレッドは現在のところ5%となっていますが、今後改善される可能性もあります。
なので現状でリップルを買ったとり取引するのであれば、「ビットバンク」などの取引所がオススメになります。
ビットバンクのリップルの注文板になります。
「58.992(−2.98%)」
がスプレッドになります。
ビットバンクの場合はスプレッドを取引板に記載をしています。
つまり、リップルの価格は「58.992*0.97」=57.2円 が本来の価格になります。
その「57.2円」からー2.98%した価格が表示されている「58.992円」ということです。
👉ビットバンクのスプレッド約3%
👉SBIバーチャルカレンシーズのスプレッド5%
となり、現状では「ビットバンク」で取引した方が安く買えるので良さそうです。
ビットバンクについては「ビットバンクの特徴と評判」の記事でご紹介しています。
日本円の入金・出金手数料〜SBIネット銀行がオススメ
SBIバーチャルカレンシーズでは以下のように、手数料が無料となるネット銀行を推奨しています。
SBIバーチャル・カレンシーズは個人投資家の皆様へ仮想通貨をお取引いただける取引専用サイト「VCTRADE」オープンに向けて準備中です。
「VCTRADE」でのお取引にあたっての日本円のご入金には住信SBIネット銀行の即時決済サービスをご用意しております。
住信SBIネット銀行の即時決済サービスご利用のご入金手数料は無料です。
入金について
入金手数料(他銀行から) | 無料*送金元の銀行の送金手数料がかかります。 |
入金手数料(住信SBIネット銀行) | 無料*即時反映で、送金手数料も無料 |
即時反映システムの「クイック入金」は24時間365日送金が即時に無料で反映されるため、仮想通貨をすぐに取引したい場合も含めてかなり使い勝手が良くなっています。
出金について
出金 | 3万円以内 | 3万円以上 |
住信SBIネット銀行 | 51円 | 51円 |
その他の銀行 | 165円 | 258円 |
出金手数料については、他の取引所が500円となっているのに対して、最大でも258円となっています。
特に「住信SBIネット銀行」については51円となっているため、ネット銀行を持って以内場合はぜひ持っておきたい銀行の一つと言えます。
まとめ
SBIの仮想通貨取引所の期待が高まっているのは、SBIグループは株やFXの証券会社を含め多くの顧客を抱えているからです。
そこから仮想通貨取引所へ資産が流れ今後仮想通貨取引が活性化していく可能性は十分になります。
気になる売買手数料についてはも業界最安値を予定していると、初心者から利用やすい環境になると思われます。
すでに解説したように、現状では
- 取扱通貨数が3通貨
- 手数料(スプレッド3%)
ということを考慮すると
「ビットバンク」のような手数料が安く、取扱通貨数が多い(6通貨)取引所がオススメと言えます。