国内大手SBIホールディングスの仮想通貨取引所であるSBIバーチャルカレンシーズは、早くて2018年夏から事業を開始することを表明しています。
2018年6月に事業開始をしました(一般の口座受付は夏から)
すでに仮想通貨交換業者としての金融庁の登録は済んでいますが、昨年から取引開始が延期している理由としては、多くのユーザーに耐えられるプラットフォームの構築と取引所事業の最大の要点とされるセキュリティーと言われています。
現在国内大手の仮想通貨取引所でセキュリティー評価でも世界第1位を獲得している「ビットフライヤー🔗」に対して、SBIはどのようなサービスを展開するのかが鍵と言えます。
この記事の目次
現状のSBIバーチャルカレンシーズについて
SBIホールディングス株式会社の100%子会社で、仮想通貨の交換および取引サービスを提供するSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾吉孝)は、本日2018年6月4日(月)より、正式に仮想通貨の現物取引サービス「VCTRADE」の提供を開始した事を発表した。ーベンチャータイムズ
6月20日時点でSBIバーチャルカレンシーズは
- 取扱通貨数が3通貨
- 手数料(スプレッド3%)
ということを考慮すると
「ビットバンク」のような手数料が安く(3%)、取扱通貨数が多い(6通貨)取引所が今の所オススメと言えます。
ビットバンクについては「ビットバンクの特徴と評判」の記事でご紹介しています。
SBIの仮想通貨取引所は早くて2018年夏の開始
*すでに事業開始をしています。(2018年6月20日追記)
SBIの仮想通貨取引所、夏にも運用開始か —— 北尾社長「ナンバーワンになる」|BUSINESS INSIDER https://t.co/RzjqcjuNkG @BIJapanさんから
— 北尾吉孝 (@yoshitaka_kitao) 2018年5月1日
SBIは2018年3月期決算説明会で配布した資料の中で、「規制当局の動きを見極めつつ、本格的な開始日については2018年夏に結論を出す見込み」と言及している。さらに、説明会で「早ければ夏に始めるということか」との質問に対して、北尾氏は「そうです」と述べた。
SBIホールディングス傘下のSBIバーチャル・カレンシーズは2017年9月29日、仮想通貨交換業者として金融庁に登録した。2018年1月30日に、一部の顧客を対象に限定的なサービスを始めている。ービジネスインサイダー
#SBIVC
私の思惑。SBIは株、FXなど850万口座
の顧客を持っている。その顧客を一気に仮想通貨に
流そうと目論んでいるはずだ。だからあの自信なんだ。
恐らく最終的には株、FX
に入れた現金をワンクリック
で仮想通貨取引所に移動させるように出来るはずだ。相当な金が流れて来る😎🚀
— (個)NKファンド (@nk_fand) 2018年4月29日
取引開始が遅れていた理由はセキュリティー
SBIホールディングスは、コインチェックから巨額の仮想通貨が流出した事件や、その後の事業環境の変化などを踏まえ、本格的な事業開始の時期を慎重に検討してきた。これまで事業を開始していない理由について北尾氏は、「どうせ私どもがやりだしたら、あっという間にナンバーワンになる。だから、ものすごい数のお客さんが来ても、耐えられるシステムを構築しておかないといけない。安全性を徹底的に追求しないといけない」と述べた。
2018年に入って以降、仮想通貨を取り巻く事業環境は、大きく変化している。コインチェックを含むみなし仮想通貨交換業者は16社あったが、これまでに少なくとも7社が、撤退の方針を金融庁に伝えている。
仮想通貨取引所の事業は、高度なセキュリティが必要となるため、国内の仮想通貨取引所は『コインチェックのネム流出事件🔗』以降特にセキュリテイについて慎重になっています。
なぜなら仮想通貨が盗まれたらあっという間で取引所としても事業破綻の問題になりかねないためです。
国内大手企業として『ヤフー』が取引所として事業を開始することを表明しています。
https://bitcoin-newstart.com/yahoo-bitcoinexchange0417
取り扱い仮想通貨は4種類を予定(2018年5月現在)
SBIが取り扱い予定の仮想通貨は
・イーサリアム
・リップル
・ビットコインキャッシュ
上記は時価評価額1から4位でどれも仮想通貨として堅い投資と言えます。
SBIバーチャル・カレンシーズが取り扱う通貨については、ビットコイン、リップル、イーサリアム、ビットコイン・キャッシュなどを想定しているという。北尾氏は「とくに僕は、ビットコイン・キャッシュに力を入れたい。ビットコインは83%、84%、マイニング(採掘)され尽くしている。決済通貨としてもしんどい。値段も高くなりすぎている。ビットコイン・キャッシュは決済通貨として、リップルは送金通貨としていけると思う。匿名通貨は一切やらない」と話している。
『ビットコイン キャッシュ🔗』については、マイニングの報酬がいいことから、マイニングを行うマイナーから大きな支持を得ています。
また大手の仮想通貨を取り扱うヘッジファンドでもビットコインキャッシュを採用している傾向があり今後もビットコインキャッシュには目が離せない状況と言えます。
SBIバーチャルカレンシーズの取引手数料は業界最安?
SBIの北尾会長は、SBIバーチャルカレンシーズの仮想通貨の売買手数料については、「業界最安値」を予定していると発言し注目を集めています。
取引は住信SBIネット銀行が便利
SBIバーチャル・カレンシーズは個人投資家の皆様へ仮想通貨をお取引いただける取引専用サイト「VCTRADE」オープンに向けて準備中です。
「VCTRADE」でのお取引にあたっての日本円のご入金には住信SBIネット銀行の即時決済サービスをご用意しております。
住信SBIネット銀行の即時決済サービスご利用のご入金手数料は無料です。
FXや株でも同じように、仮想通貨取引所を使う場合は便利なネット銀行を使う方がほとんどとなっています。
大手ネット銀行である『住信SBIネット銀行🔗』はクイック入金ですぐに24時間365日送金が可能ですし、通常の他銀行宛の送金も最大15回無料(ランクによる)となっているなど使い道はかなり便利と言えます。
同じSBIグループとして、ネット銀行を持たない方は取引前にネット銀行を開設しておくことをオススメします。
SBIの北尾会長はリップルを推している
SBI北尾社長がリップル年末1000円って言ってた話だけど、ああいう発言する時ってどんな時か考えてみたんだが
やっぱり控えめに言ってる可能性高いと思うんだよな
外したらかっこ悪いし、仮想通貨って自己責任だけど叩かれそうだしねつまりリップルは2000円ぐらいは行くんじゃない?ってのが俺の予想
— わっと@仮想通貨妄想億り人ブログ (@watakemo) 2018年4月26日
北尾会長が推している最大の通貨として度々名前があがる「リップル🔗」。銀行送金間に使用される通貨として従来の送金の大幅なコスト削減と送金スピードの改善が期待されています。
SBIの取引所事業開始でリップルに資金が流入し価格が今後どうなるかが注目されており、私もリップルについて中長期的なホールドをしています。