2020年12月4日に国内暗号資産(仮想通貨)取引所各社からリップル(XRP)保有で無料で配布されることになっているSparkトークンの配布についての現状が発表されました。
気になるのがこの発表を受けてからのリップル保有者の評判や口コミ
残念ながら現時点では金融庁の許可が必要なため配布が確実ではないことと、最大2022年までに承認された場合が条件という見解でした。
Sparkトークンが日本で公式取り扱うという許可がでてから正式に配布が決まりますが、オプトインと言って12月12日時点でのリップルの保有数を記録する作業は取引所が行う予定となっています。
この記事ではSparkトークン配布の日程等の状況と、これに対する投資家の考えについてまとめました。
この記事の目次
Sparkトークンの国内暗号資産(仮想通貨)取引所の見解について
Sparkトークンが2022年6月12日までに日本暗号資産取引業協会(JVCEA)と金融庁に上場承認された場合、当該国内事業者はSparkトークンを請求しXRP保持者に分配する。ただし、予期しない事由により分配が困難となる場合には、別途対応を検討するー12月4日
大手の国内暗号資産(仮想通貨)取引所であるコインチェックは、以上のように金融庁から承認された場合については、取り扱いを行うとしています。
12月12日とすでに10日を切った状態で、早急に現時点で取引所間で協議を出した結果だと言えますが、国内では規制ためすぐに対応することができないという遅れが生じているのが現状です。
特にリップル保有者は日本国内に多く、またSparkトークンは無料で配布されるため、多くの人が望んでいることの一つと言えます。
海外業者ではすでにバイナンスが対応
海外大手の暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンスでは、すでにSparkトークンの配布を決定している旨の発表を行っています。
バイナンスはセーシェル共和国に会社があり、この点海外の取引所は柔軟に動けるのが大きなメリットと言えます。
今回のバイナンスの対応でリップルを国内で保有する人がバイナンスに移す状況も考えられることと言えます。
個人投資家の国内取引所の方針への見解
以下個人投資家の国内暗号資産(仮想通貨)取引所のSparkトークンの発表に対しての評判や口コミを集めてみました。
XRP 保有者は多いため、 エアドロップ期待者も多い 顧客流出を防ぐため、 顧客保護のためにも、 日本国内の規制方針との狭間に揺れる 仮想通貨取引所の苦悩は続く
承認しませんー。ってなったら、国内取引所にリップル入れてる人は。Spark貰えなくなりますね。
絶対欲しいのならXUMMウォレットに入れた方がいいのかなぁ。
リップルこの場面で好材料は買い優勢だと信じて買い戻した
「Sparkトークンが2022年6月12日までに日本暗号資産取引業協会(JVCEA)と金融庁に上場承認された場合、当該国内事業者はSparkトークンを請求しXRP保持者に分配する。」
この文面を読むだけだと、これはどうしても欲しい人は自分のウォレットに入れて申請したほうが良いかもね。
2022年6月12日までに日本暗号資産取引業協会(JVCEA)と金融庁に上場承認された場合、XRP保持者に分配する
との事だよ
貰えない可能性は継続なので自己オプトイン申請が間違いなしだね
もう、こうなったら国内取引所12社が言いにくいこと全部ドクちゃんがズバッと言ってあげるね!!
#Spark は2022 年 6 月 12 日までに上場承認されなかったら配れるわけないし、日本円で還元するなんてこともない赤いビックリマーク全てはお上次第なんだ赤いビックリマーク金融庁のバカヤロー
ん?こんな時間に誰か来たみたい…
Sparkの対応、出ましたね。
ビットフライヤー、Twitterだと2021年12月12日と書いてるけど、メールだと2022年6月12日まで、と書いてるので、このへん、色々Flare社と交渉してた感が伝わリますw
その他2社のうちフォビジャパンが明確になった。やはり外資で、残り一社は恐らくPaywardだろう。
XRPのエアドロ、欲しければ普通にBinanceで貰うか、自分でやるかの二択で良いです。無理して貰う必要も無いし
個人のウォレットで申請した方が間違いないという意見
国内暗号資産(仮想通貨)取引所はオプトンの申請は行うけど配布はまだ断定できない状況であり、個人投資家の多くは個人用のウォレットで事前にオプトンを済ませておくのがいいという考え持っている人が多い傾向にあります。
個人のウォレットではレジャーナノやUMMUなどが対応しており、個人で申請をしてスナップショット時にリップルを保有していることで配布を受けられることになっています。
個人ウォレット・レジャーナノSで申請を行う方法
個人ウォレットであるレジャーナノを使ったオプトン申請方法は以下の記事でまとめています。
私自身もすでにレジャーナノでリップルを保有していたため、レジャーナノの公式代理店が発表している方法を参考に申請を実施しました。
今後のリップルの方向性
今回国内の暗号資産(仮想通貨)取引所の発表については、配布が確実との見解ではなかったことから国内にリップルを預けている保有者の一部は個人ウォレットやバイナンスなどの海外の取引所に資産移すことになるのではないかと考えています。
これも規制の問題がある日本の取引所では、どうしようもないことであると言わざるおえません。
もし国内で配布が確実との見解があるとそれは上げ材料と言えましたが、この発表でもリップルの価格に影響はありませんでした。
ですが今後無料で配布されるSparkトークンが国内で上場するという発表が出てくればそれは大きなリップルのファンダメンタルになりうると言えます。
Sparkトークン自体はリップルのエコシステムにとって期待されているため、その動向、そして日本での配布の発表が期待される状況と言えます。