現在仮想通貨市場が大きく価格上昇中ですが、リップル(ripple 通貨単位:XRP)が遅れて価格上昇をしています。
ここ1週間の値上がりは47%を記録し、仮想通貨市場で大きな注目を集めています。
リップルの直近のニュースとしては7月27日にP2P決済プラットフォーム「Payburner」の発表、29日にはリップルの国際会議「Swell Regionals」を開始するなどニュースが続いていました。
また仮想通貨情報サイトのFXcoinはリップルの価格予想を年末までに60円としているなど上昇目線となっています。
この記事の目次
リップルの価格が30円を突破!大きな注目が集まる
周足チャートではダウントレンドを上にブレイク
こちらはリップルの周足チャートなります。
リップルは長期の価格の動きでは2018年から大きな下落トレンドが始まっていました。
その高値を結んだダウントレンドが綺麗に形成されていましたが、そのダウントレンドをリップルの価格25円付近で上にブレイクしています。
日足ではコロナショックまでの価格まで戻りつつある
リップルの日足チャートです。
3月中旬のコロナショックの際には17円程度まで下落したリップルでしたが、現在は32円とその時から90%を超える上昇となっています。
リップルの高騰がなぜ後から?
リップルについてはイーサリアムやビットコインと比べて上昇がやや遅れて発生した感じなります。
仮想通貨市場の上昇を見ているとこれまで全体的に通貨が上昇してもかならず同じタイミングではなく、数日おくれてなどその上昇タイミングはある程度バラバラとなっています。
リップルについては27日と29日にニュースがでたのでそれが原因で遅れて上昇した可能性も考えられます。
リップルの直近のニュース・上昇要因について
リップルのP2P決済プラットフォーム「Payburner」
Introducing the beta for a new P2P Payments Platform on #xrp! https://t.co/SdLqbac6ue is now live.
Check out the new browser extension! https://t.co/fcxgEppF1j
— Craig DeWitt (@CryptoCwby) July 25, 2020
仮想通貨XRPを用いた多機能プラットフォームを、リップル社の製品担当ディレクターCraig DeWittが発表した
XRPのウォレットであり、Googleクローム、Braveブラウザで利用可能、Firefoxでも間もなく追加される。携帯端末ではiOS、Androidのどちらもサポートする。
グローバルなピアツーピア決済、ウェブサイトへの支払いや寄付、アバターやPayID、表示名を含むユーザープロフィールの生成とユーザー検索など多くの機能を有しているという。
XRP)は、銀行間の国際送金を仲介するブリッジ通貨として捉えられる傾向が強かったが、新たなプラットフォームの導入で、P2P取引の分野の拡大を狙う。〜コインポスト
このシステムはリップルをより簡単に支払いに使えるように機能が搭載されたウォレットとなっています。
つまりネット上で何かの寄付や支払いをする場合に、簡単に送金することで支払いに対応することが可能となっています。
リップル国際会議「Swell Regionals」を29日から開催
リップル社が現地時間29日、主催カンファレンス「SWELL」を冠した地域別イベント『Ripple Swell Regionals』を北米からスタートする。
Ripple Swell Regionalsは、全5回に渡ってオンラインのウェビナー形式で開催され、29日にNorth America(北米)、8月13日にMENA(中東と北アフリカ)、同26日にAPAC(アジア太平洋)、9月2日にLATAM(ラテンアメリカ)、同16日にEurope(欧州)と続く。例年開催される大型カンファレンス「SWELL Global(10月14-15日)」に向けた日程となる。ーコインポスト
このスウェルは、リップルの国際会議となっており、過去には元FRB議長のバーナンキや元アメリカが大統領のクリントン氏も参加したことがある会議です。
このスウェルリージョナルは、通常のスウェルとは違って規模が小さめのものですが、リップルを地域ごとに開催する趣旨となっており、リップルのさらなる知名度上昇が期待されます。
リップルの年末の価格予想60円?
昨年末のYearly Reportでお伝えしている弊社の年間見通しを上記の通り修正する。変更はXRPのみ年末予想を80円から60円に引き下げる。ーFXcoin
仮想通貨の情報サイトでは専門家がリップルの年末の価格予想を60円引き下げるとしていますが、実際この上昇が続くと今後予想も情報される可能性があります。
リップルの特徴や評判は下記の記事を参考にしてください。