ビットコインが5月の半減期前に大きく高騰しています。
現在85万円という価格はすでにコロナショック前の12月の価格水準まで回復している状況となっています。
ここまで早く仮想通貨市場が回復する理由とは?
5月の行われる半減期ではビットコインの価値がさらに上がるという期待があるのは確かです。そして直近では中国政府が人民元のデジタル通貨であるデジタル人民元の実際のテストがスタートして、スターバックスやマクドナルドも対象となっているとのことです。
コロナウイルスでは、多くの失業者は飲食店を中心に経済の大きな打撃となっている状況で、政府の給付金による措置が行われます。
この記事の目次
ビットコインが85万円を記録
記事内の引用については「仮想通貨実践投資(有料版)」から一部抜粋して使用しています。
ビットコインは3月16日時点の価格である50万円の安値から急速に価格を回復してきています。
上のチャートは4時間足チャートですが、右肩上がりの上昇を続けています。
先週の4時間足チャートでは価格がレンジ相場で70ー75万円を行ったり来たりして、価格が収束しており、収束後に上か下かに価格が動くと記載していました。
4月23日に中国政府がデジタル人民元の試用テストに入り、その中にスターバックスやマクドナルドが含まれるいうニュースがあり、ビットコインの価格が反応し価格を上げました。
価格帯的には1つ上をいったというところになります。
こちらはビットコインの日足チャートになります。
確かに仮想通貨は、時価総額からいっても株式市場よりも少ないので、価格を下げやすい性質はありますが、今回はビットコインを筆頭にいち早く価格をあげ、金融市場で影響力を見せています。
ビットコインの半減期に対する期待感?
ビットコイン(BTC)3回目の半減期は2週間後の5月12日に迎える予定です。半減期を前にした特徴的な出来事は、大手機関投資家が大きな関心を示していることであり、ビットコイン 先物への投資で大きな利益を得るチャンスを探っています。
背景には、マイニング(採掘)のハッシュレートが37%にまで落ちていることから、ビットコイン価格は上昇するしかないという期待感があります。ーコインチョイス
2020年の半減期は、過去2回のそれとは違ういくつかの要因が注目されています。その1つは、マイニング(採掘)技術が大いに進歩していることから、マイナー(採掘者)の利益幅がそれだけ減ってくることです。
そして第2に、新型コロナウイルスまん延が、暗号資産(仮想通貨)業界により複雑な影響を与えていることです。
コロナウイルス による経済の回復については現状不透明と言われています。
もしコロナウイルス に関して世界が元に戻った場合について、経済の状況は依然とまったく同じように元に戻ることはないと見る専門会もいます。
コロナウイルスの影響から、中国のデジタル人民元のようにデジタル通貨が普及していく可能性も考えられます。
中国政府がデジタル人民元を発行
スターバックスとマクドナルド、デジタル人民元のテストに参加:報道 https://t.co/zxMqEBCp8p #coindeskjapan
— ガオラン (@assam10121) April 23, 2020
ビットコインが4月23日に大きく上げたニュースが中国がデジタル人民元を先行して発行するテスト段階に入ったというニュースが流れたことからです。
2019年に中国はデジタル人民元を2020年内に発行すると言う声明をだしていました。
ですが、コロナウイルスでの中国のダメージが大きかっただけに今回すでにテスト段階にもう入っているのは個人的に驚いています。
現状コロナウイルスに関してはシンガポールでは移動制限条例が6月1日まで延期され、マレーシアではMCO(外出・移動禁止令)が5月12日まで再度延期されており、恐らくこの動きは6月いっぱいまでは最低でも続くのではないかと感じています。
日本も各国の動きを鑑みても延期する可能性も十分にあります。
話を戻しますが、中国のデジタル人民元は、日本や米国などの先進国各国も注目をしています。
それらの国はすでにデジタル通貨の研究チームを設立しており今後中国のデジタル人民元がどのように普及していくのかを注視しているに違いありません。
中国のデジタル人民元は将来的には大手の小売店を中心に一気に広がっていく可能性があります。
まずは中国国内を視野に入れているということですが、デジタル通貨は低コストでまた普及のスピードも紙幣に比べ圧倒的に早く普及する可能性があります。その際に現状の紙幣である他の国の法定通貨をどう脅かしていのか
一つの経済の転換点ではないかと感じています
また中国のデジタル人民元はオフラインでも決済(支払い)ができるように考えられていると言われてます。
仮想通貨はブロックチェーンと言う仕組みですが、デジタル人民元はブロックチェーンではないと政府が見解をだしています。
しかしながら政府はブロックチェーンを産業の中心として現状では進めており、仮想通貨の認知度にどうつながっていくのかが注目されますし、そういったことで4月23日にはデジタル人民元のニュースでビットコインの価格が上がったと思っています。
私の考えですが、デジタル人民元が普及すれば多くの通貨のやり取りが監視されることになります。特に大きなお金を扱う中国の富裕層は、ビットコインなどの第3者が介入できない仕組みのシステムをもつ資産を持ちたいと思うのではないかと思います。
ロバートキヨサキさんが「ビットコインは人々の通貨だ」と発言したのはこれが理由です。
海外取引所のビットメックスが日本在住者のサービスを終了→価格に影響なし
今回の対応は、日本で5月1日から施行される仮想通貨関連改正法案に対応するものだという。
BitMEXは、多くの日本人の顧客を抱える取引所であるが、日本市場で仮想通貨の発展を支えるために規制を整備した規制当局の方針を支持した上で、アクセスの制限を判断したと発表。
今後、当局との協議を継続しつつ、進展がみられた場合は、改めてアナウンスを行うとした。
規制の施行に先立ち、海外取引所が方針を示したのはBitMEXが初めての事例。金商法の施行を機に、日本人向けの国外取引所のサービス提供(特にデリバティブ取引か)についても、より厳しい対応が取られる前兆とも捉えることができる事例となりそうだ。ーコインポスト
もしかして日本進出を考えてるんじゃないのかしら。
イーサリアムも価格上昇中
3月中旬の暴落の時にイーサリアムを12000円で購入したとこの記事で書いていました。
現状では2万円を超えいき良いよく上がっています。
ビットコインの半減期がもう直ぐなので、価格がどう反応するか注視したいところですが、12000円で買ったイーサリアムは15000円や18000円でも定期的にお金を入れて行っています。
ですが、値下がりが大きかった12000円の時が資金を入れる量を多くしています。
12000円まで下がった時にさらに下がるという恐怖心ももちろんありましたが、大きく界隈が悲観していた時であったので、資金量を増やして、さらに下げた場合でも追加で入れれるようにしています。