最近株や仮想通貨などの金融商品の上昇率に注目が集まっています。2020年の暴騰率(価格上昇)では仮想通貨のイーサリアムが1位となりました。
仮想通貨ではこれまでビットコインが大きく上昇し世間の注目を集めていましたが、上昇率でいうとイーサリアムがトップ
ランキングでいうと1位がイーサリアム、2位がVIX指数(恐怖指数)、3位がビットコインとなっています。
イーサリアムの高騰の理由は2020年にリリース予定のイーサリアム2.0の要因が大きいと言われていますが、それだけコミュニティ、そして社会の需要にあったシステムとなっているのではないでしょうか。
価格が大きく動いている時には下落幅も大きくなりがちですが、動きが落ち着いた時をみて投資するタイミングを考えていきたいと思います。
この記事の目次
ビットコイン100万円の水準をキープ
記事内の引用については私が連載している「仮想通貨実践投資(有料版)」から一部抜粋して使用しています。
ビットコインは現在106万と1週間前と比べて微増となっています。
ビットコインは現在106万円で、この高値の水準はチャート上の赤の水平線で、先月の5月に何回もトライをしているレジスタンスラインとなっています。
非常に売り圧力が強い印象を受けます。
5月に4回ラインにあたり、6月に1回トライをしています。
このラインを越えると一段上の価格が見えてくる状況です。
現在気になるのが株式市場の高騰。
米国のトランプ大統領はこの状況を喜んでいますが、実際のコロナウイルスでの失業率の高さを含めた経済の打撃は株価と実態が乖離(離れている)証拠ではないでしょうか。
株式投資家の中にはこの状況を察知してここで一旦売抜けている人もいるそうです。
もし株価が一旦下落した場合にビットコインも合わせて下落するのかそれとも上昇していくのか注目されています。
2020年はアメリカ大統領選挙トランプ大統領が再選のため株価を上げていくる可能性があると昨年から言われていました。
短期的に上昇トレンドですが、このトレンドがどこまで続くのか。コロナウイルス による現金給付による経済のインフレ状況と合わせてみていきたいです。
日足チャートで見るビットコイン価格の動き
次にビットコイン日足チャートをみてみます。
日足でみると昨年の7月、8月、9月で何度もラインで上にトライしている状況がわかります。
そして、直近ではコロナウイルス での暴落までの110万円の価格。2020年の最高値でもあります。
この水準を超えられるかどうか。
ビットコインを投資するタイミングとしては水平ラインを意識して、価格がそのポイントまで下がった場合に買いを検討するように考えています。
あとは毎月ドルコスト平均法のように積み立てることも同時に行っています。
【2020年年内の金融商品上昇率でイーサリアムが1位!】
2020年の金融商品上昇率でイーサリアムがビットコインを抜き1位となっています。(コインポスト調べ)
一位:イーサリアム
2位:VIX指数
3位:ビットコイン ・・・・
そして日経平均株価は−3.3%となっています。
マイナスの意味は暴落直前の水準まで回復をしていないという理由となっています。
特に原油先物は−36%と非常に大きな下落です。
個人的にイーサリアムがこんなに早く大きく上昇するとは思っていませんでしたが。
2020年以降イーサリアムの実用性は上昇すると考えていたのので、3月の暴落時点の12000円という価格でイーサリアムを購入しました。
イーサリアムは直近で27000円まで上昇しています。
先週も述べましたが、イーサリアムの時期アップデートは以前から遅れに遅れていますが、完成の目処は見えつつあります。
年内が濃厚だとはおもますが、最悪2021年にずれ込む可能性もないとは言えません。
しかしながらそんな中でもイーサリアムの社会的な実用性から大きな期待が集まっているのは確かです。
以前に、まだ確定ではないですが大手決済会社のVISAがイーサリアム上で仮想通貨を発行テストをしているとニュースが流れました。
イーサリアムの現在の取引スピードではVISAの求めている処理はできないと思いますが、今後イーサリアムがアップデートして処理能力が上がれば、
このニュースの可能性も高まってくると考えています。
*イーサリアムのネットワーク上にVISAの通貨がテストされているとの情報からニュースが流れたのが経緯です。公式の発表はまだない
本当にそうなったら。。。その時は価格はどうなるのかなぁと思ったりします。
イーサリアムはアップデートでPOSのシステムを導入予定。取引所に預けるだけで金利がもらえるしくみよ。
多くの人がイーサリアムを保有し金利を受け取るようになると売る人が減るから価格がもっと安定しそう。
【仮想通貨のビットコイン保有量からみる投資判断】
ビットコインの取引所の保有量のニュースがでています。
取引所別にBTCの保有量を比較したのが以下のグラフ。
1位はコインベース(98万4300BTC)で、順にHuobi(41万3000BTC)、バイナンス(31万8000BTC)、 OKEx(26万8000BTC)、BitMEX(21万7000BTC)と続く
以上のように海外の取引所が圧倒的にビットコインの保有量が多くなっています。
5位のビットメックスはビットコイントレードの取引所なので、
これが5位くらいだと現在のビットコインの取引は中長期投資の可能性があり安定しているといえるのではないでしょうか。
コインベース、バイナンス
この辺で保有量が多いのはやはり取引所の信頼性もあり、
そして投資通貨として取り扱い通貨を考慮する場合にも参考になると言えます。
ちょうど先週コインベースプロのニュースでのその話をしたところでした。
ちなみに国内取引所ではビットフライヤーが一番多く11位でした。
BTCの保有割合はすなわち大手の仮想通貨取引所であるとリンクしています。「これらの仮想通貨取引所がどのような通貨をあ取り扱っているか?」という視点は重要となってきます。
最近もコインベースプロが上場した通貨が値上がりするなど取引所の仮想通貨採用の審査が厳しくなる中、投資通貨を選ぶ基準としても参考にしやすくなっています。