2020年9月1日にイーサリアムが5万円を記録し年内最高価格を記録しました。
イーサリアムの5万円は2018年7月ぶりにおよそ2年2ヶ月となります。
この所の動きをみると仮想通貨市場全体がポジティブな動きとなっており、値上がりからの暴落がいまのところなく、底堅い堅調な動きをしています。
ビットコインについては2020年9月2日時点で126万円を記録し再度130万円の価格にトライする動きとなっています。
この記事の目次
イーサリアム年内最高価格の5万円に到達
記事内の引用については私が連載している「仮想通貨実践投資(有料版)」から一部抜粋して使用しています。
上のチャートはイーサリアムの4月から9月1日にまでのチャートになります。
イーサリアムは3月のコロナショックの際には12000円まで値下がりしましたが、今回の5万円の到達で年内4倍もの価格上昇となっています。
イーサリアムが急上昇したのは7月に入ってからで2万円という価格から一気に4万円台に到達しています。
イーサリアムの2017年からのこれまでの価格
こちらはイーサリアムの2017年からの価格チャートになります。
イーサリアムの最高価格は2018年1月の16万円となっており、その後1万円まで価格が下落しました。
バブル時は異常な価格と言えるため16万円という価格は適正価格とは言えません。
しかしながら今回のイーサリアムの5万円という価格の到達は今後しっかりとファンダメンタルができてきていての上昇なので以前の一時的な価格に比べてしっかりと安定している印象を受けます。
ビットコイン130万円にトライ!
ビットコインの4時間足チャートになります。
ビットコインは9月1日時点でちょうど1週間前と価格が同水準ですが、一度120万円までの下落をみせていました。
直近で安倍首相が辞任したことを受けて日経平均は大きく下がりましたがビットコインの下げは限定的でした。
現在ビットコインは直近のレジスタンスラインの126万円に到達していますが、しっかりと抜こうとしています。
安倍総理の辞任に限定的に下げたビットコインでしたが、9月1日は価格が上昇に転じています。
日本の首相の辞任にはビットコインには影響がほとんどかったと言えます。
無国籍な通貨であるビットコイン(の保有者)は日本の総理については影響がないのでしょう。
あくまでも直近の目標価格は130万円先々週に一度トライしてだめだったので、今回再度130万円にトライができるか注目です。
ビットコインが130万円をしっかりと上に抜いてくることがあれば、それは他のアルトコインにもポジティブな材料となると想定されます。
安倍首相での辞任ではビットコインの価格下落は限定的
上のチャートは2020年8月28日のビットコインの価格チャートになります。
安倍総理の辞任が発表された午後ですが、ビットコインは一時価格を下げる動きを見せています。
しかしながら価格の下げは限定的となっており、120万円のラインから反発上昇している状況と言えます。
ネムの高騰が止まらない2年ぶりに15円を記録
日本人ユーザーが多い仮想通貨ネムの価格が15円を記録し、9月1日時点では17円を記録しました。
12月にシンボル という仮想通貨が配布されますが、ネムを保有しているとシンボル がもらえるため多くの人はネムに注目を集めています。
今後各仮想通貨取引所でも対応の発表があると思います。
シンボルを受け取る方法や時期は下記の記事を参考にしてね。
コインチェックで国内発のIEOを実施
コインチェック株式会社と、合計1,000万MAUのマンガアプリ群を運営する東証一部上場企業の株式会社Link-U及びブロックチェーン分野で豊富な実績を有する株式会社HashPortの合弁会社である株式会社Hashpaletteは、日本初のIEO(Initial Exchange Offering)の実現に向け共同プロジェクトを発足しましたことをお知らせ致します。ーコインチェック
先週国内の仮想通貨取引所コインチェックが国内発のIEOを実施すると発表しました。
目標金額は10億円。
国内発ということで非常に注目を集めています。
IEOは、取引所が事業者の代わりに資金調達をすることをいい、取引所が審査するため、取引所の信頼度が高ければそれだけ資金調達がうまくいく可能性が高くなっています。
今回は国内発。プロジェクトの中身が本来一番大事ですが、今回はプロジェクト以上に国内初というのが重要な要素になってくるのでないでしょうか。
コインチェックは国内でも最多の仮想通貨取り扱い数となっていて、今回のように様々なジ事業を積極的に展開している取引所よ