仮想通貨である、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH) 、バイナンスコイン(BNB)を使ってフランスのパリで大火災となったノートルダム寺院(大聖堂)の寄付(募金)をすることができます。
仮想通貨の寄付については、世界最大の取引所であるバイナンス(Binance)取引所が寄付を受け付けており、仮想通貨を保有していれば簡単に送金をして寄付を行うことが可能です。
この記事では仮想通貨を使った寄付の方法についてご紹介していきます。
仮想通貨の資金調達は非常に早く、今回のような寄付などではより注目されることになりそうです。
●送金スピード→約6分で反映
●送金手数料→4.45円
この記事の目次
ノートルダム大聖堂で悲劇の大火災が発生
🇫🇷🆘We Announce a Fundraising Campaign for the #NotreDame Reconstruction
Every person that have donated here:https://t.co/d8tVAWRUh3 (fiat) or
🔹BTC: 1F6Y9zcgYiThUG9xDXYGhEziVWzBgDcVv3
🔹ETH:0xA9FaCAf7Ba4D9CDaCCa2A9aaedd0D1C242451360
Will Receive a BlockShow Ticket as a Gift🎟 pic.twitter.com/2LGqFbBzY6— BlockShow (@BlockShowcom) 2019年4月16日
画像元「CNN」
フランスを代表する観光名所、パリのノートルダム大聖堂で15日夕(日本時間16日未明)、大規模な火災が起きた。中央部分の屋根が崩壊し、高さ約90メートルの尖塔が焼失。消火作業は16日未明(同16日朝)も続いている。世界文化遺産を襲ったまさかの火災にネットも大荒れ。一時、YAHOO!のリアルタイム検索で1~3位を「ノートルダム大聖堂」「ノートルダム寺院」「尖塔」が独占した。
SNSには美しいノートルダムの消失を悲しむ声が続々とアップされた。ーイザ
ノートルダム大聖堂にすでに1000億円の寄付金が集まる。
パリのノートルダム寺院の再建に向け、各国の企業などから支援の申し出が相次いでいる。フランスのメディアによると、寄付の総額は既に8億ユーロ(約1千億円)に達した。国際的な支援の輪は今後も広がりそうだ。
仏化粧品大手のロレアルは16日、同社と創業家のベタンクール家が総額2億ユーロを寄付すると表明。仏高級品グループ最大手LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンも大株主と共同で2億ユーロを寄付する考えを明らかにした。
フランスの大手会社2社で500億円も寄付しているのね。。。すごい。。
ノートルダム大聖堂について
以下ノートルダム大聖堂の説明です。(ウィキペディアより)
パリのノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris、ノートルダム寺院とも) はゴシック建築を代表する建物であり、フランス、パリのシテ島にあるローマ・カトリック教会の大聖堂。「パリのセーヌ河岸」という名称で、周辺の文化遺産とともに1991年にユネスコの世界遺産に登録された。現在もノートルダム大聖堂は、パリ大司教座聖堂として使用されている。ノートルダムとはフランス語で「我らが貴婦人」すなわち聖母マリアを指す。
2019年4月15日夜(現地時間)に大規模火災が発生し尖塔などを焼失した。翌日16日午前に消火活動により鎮火した。同日にローマ法王庁のフランシスコ法王も「ローマ・カトリック教徒およびパリ市民のために祈っている」と声明発表している。ーウィキペディア
バイナンスが仮想通貨での寄付を開始!
On April 15, 2019, a fire broke out on the roof of the historic Notre Dame Cathedral in Paris, France
We call on our colleagues in the crypto space to show your support for our campaign to #cryptorebuildNotreDame #rebuildnotredame @BinanceBCF
Donate 👇👇https://t.co/rknItqdgeM pic.twitter.com/lUCDLy2osK— Binance (@binance) 2019年4月17日
2019年4月15日、フランスのパリで歴史的な建造物であるノートルダム寺院が火災に見舞われました。
私たちは、仮想通貨の保有者を中心に仮想通貨のキャンペーンを呼びかけています!
バイナンスがいち早く仮想通貨の寄付を呼びかけています。
バイナンスは去年発生した西日本の豪雨災害でも1億円を寄付したことで有名です。
バイナンスを通じての仮想通貨の寄付の方法について
ここからバイナンスでの寄付の方法についてご紹介していきます。
今回の寄付の概要は以下の通りです。
●バイナンスを通じて仮想通貨を寄付
●仮想通貨はビットコイン、イーサリアム、バイナンスコインの3種類
●今回はイーサリアム(ETH)を0.1ETH(約2000円分)
●送金方法はアプリウォレットの「Ginco(ギンコ)」を使用
仮想通貨での募金方法は以下のページでも解説をしています。
バイナンスの寄付ページから寄付額を入力する。
上の画像はバイナンスのサイトで、ノートルダム寺院の寄付ページになります。
右上の「Donate」(寄付)のボタンを押します。
注意事項があるので、その下の「チェック」をいれて、右下の「Proceed to doneate」を押します。
以下が英語訳になります。
・あなたの寄付は寄付であって、何かを商品を買うものではありません。そしてあなたの寄付は送金後返金されません。
・あなたの寄付はあなた自身からの寄付であり、合法的なものに基づくものを確認してください。
・以下に規約の内容が書かれています。
ということが書いてあるわ。
次に
●匿名で寄付
●個人名(または会社名)で寄付する
を選択することができます。
私は個人名で寄付をしました。 なので、名前を入力したり、送金後はメールアドレスを入力しました。
*あとでバイナンスよりお礼のメールがきます。
次に「個人か法人化の選択」「名前の入力」「寄付する仮想通貨を選ぶ」「寄付する額の入力(仮想通貨単位)」
を入力していきます。
寄付する仮想通貨については上の画像のように3つの仮想通貨から選べます。
仮想通貨の種類ごとにアドレスが違うので、必ず選択した通貨のアドレスに、その通貨を送るようにしましょう。
その後右下のボタンで次に進みます。
仮想通貨の送金をして寄付を行う。
いよいよ寄付を行います。
上の画像に
●寄付する人の名前
●寄付額(0.1ETH)*私が寄付する額です。が書かれているので、必ず寄付の数量を確認します。
画面中央の「Show me the address (アドレスを表示する)」をクリックします。
アドレスが表示されました。
このアドレスに仮想通貨を送金します。
*上の画像は仮想通貨ウォレット「Ginco(ギンコ)」の送金画面
私の場合はスマホのアプリウォレットを使ったので、上の画像のQRコードをスキャンして送金しました。
必ず入力した送金額を送るようにしましょう。
私は0.1ETHと入力したので、実際の送金も上の画像用に0.1ETH送金をしています。
仮想通貨の送金方法、またはGincoでの送金方法は以下の記事を参考にしてください。
最後に送金情報を入力
最初に「個人名で送金」を選んだ人は上の画像のように送金の情報を入力していきます。
●トランザクションID(取引履歴)
●メールアドレス
になります。
これをバイナンスに知らせることにより、ちゃんと本人から送金されているかバイナンスが確認をすることができます。
そしてあとでお礼のメールがバイナンスより来ることになります。
トランザクションIDは送金情報を確認すると見ることが可能です。
まとめ
今回、残念にも歴史的建造物であるノートル・ダム大聖堂が大火災となってしまいました。
ですが、現在多くの個人や会社から寄付が相次いでいる状況です。
このような時に仮想通貨で迅速に寄付を行うことは、手数料や送金スピードを含めたうえで非常に効率的であり、仮想通貨がさらに世界に認知されることになるのではないかと思います。
仮想通貨の送金の便利さは、送金をした人しか分からないことですが、仮想通貨を持っている人はぜひ少額でもいいので、寄付に挑戦してみたください。