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金融危機のレバノンでビットコインがプレミアム価格が買われている。

金融危機のレバノンでビットコインがプレミアム価格が買われている。
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中東の国であるレバノンではビットコイン(BTC)の需要が高まり、従来の価格より高いプレミア価格で取引されています。

*レバノンの法定通貨はレバノン・ポンド(LBP)

レバノンは3月8日にデフォルト(資金の返済が不可能)を発表し、今後金融危機として厳しい経済情勢になると予想されています。

その状況下で国民はどの国にも属さない仮想通貨であるビットコインを購入する人が増え、従来の価格より50%以上の高い値段で取引されているのが現状です。

レバノンのデフォルトとビットコインの取引の現状、最新ニュースについてはご紹介していきます。

【6月19日】レバノン の通貨が70%下落。ビットコインが買われる現状

レバノンの通貨はここ数日で急落しており、昨年10月以来約70%下落。食料品価格が急騰し、大量解雇や事業閉鎖も相次いでいる。レバノンの2020年の貧困率はおよそ50%に達する見通しを、世界銀行は立てている。

一方、レバノン人はオルタナティブ通貨としてビットコインなどの仮想通貨に注目。レバノン中銀が米ドルなど外貨の購入制限を課しているため、レバノン人は従来の金融システムの代替手段として仮想通貨を使い始めたようだ。(日経アジアレビュー参照)

レバノンの中央銀行はこれまで資本逃避を防ぐために、クレジットカードでのビットコイン購入を規制している。また、インターネットなどのインフレが不安定であるため、仮想通貨の普及が進んでいなかった。しかし、政府・銀行不信から、一部のレバノン人は主にOTC市場を通してビットコインを取引し始めているという。ーコインポスト

基本的に金融危機が起こった国は、自国の通貨の暴落を防ぐために他の金融商品や通貨と交換することを禁止することになります。

レバノンも例外ではなく、米ドルの購入を制限しているため人々はインターネットで購入ができる資産としてビットコインに注目をしています。

ヨリコ
ヨリコ
つまりここから学ぶことは「金融危機が起こってから他の資産を持とうとしても遅い」ということ。普段から他の資産を含めて考える視点が必要だわ

ロバートキヨサキ氏「ビットコインは人々の通貨」は本当だったのか?

正気か? 中央銀行が毎日のように“偽物のドル”を数兆も印刷して金融緩和しているのになぜ貯金するのか? “敗者”には何ももたらさないゼロ金利政策の最中、なぜ貯金するのか? 貯めるなら、神のお金である金(ゴールド)か、人々のお金であるビットコインだ」──。

世界中で売れているベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』で知られるロバート・キヨサキ氏が4月、ツイッターでこうつぶやき、ビットコインの価値を説いた。

レバノンに限らず、金融危機が発生したベネズエラやアルゼンチンでもビットコインが買われるという現象が発生しています。

金持ち父さんの著者であるロバートキヨサキさんが「ビットコインは人々の通貨だ」と発言したのはまさにこうのようなことからも言えるのではないでしょうか。

「金持ち父さん」ロバートキヨサキ氏がビットコインを高く評価〜将来性について
「金持ち父さん」ロバートキヨサキ氏がビットコインを高く評価〜将来性についてロバートキヨサキ氏は世界的ベストセラー作家で、ビットコインなどの仮想通貨を「政府の管理下にない人々の通貨だ」という発言をして大きな注目を...

 

 

レバノンがデフォルト〜金融危機直面

【イスタンブール=木寺もも子】中東の小国レバノンのディアブ首相は7日、まもなく償還期限を迎える12億ドル(約1260億円)の外貨建て国債について、支払いを延期すると表明した。

経済の低迷や放漫な歳出で長らく財政危機に陥っていた。政府は債務再編による財政再建を目指すが、すでに破綻寸前の経済や政治混乱がさらに悪化する恐れがある。

 

上の画像はレバレンの他国から借入れている資金量を示しています。

2012年から年々借り入れ資産が増え、財政を圧迫していっているのが分かります。

デフォルトは時間の問題だとみられ、ドルに対して固定している通貨は19年9月以降、闇市場の実勢レートで半分ほどになった。

資金不足から銀行は預金者に対して引き出しを制限し、多くの企業などが休業に追い込まれる状況が続く。政府は無理に返済すれば破綻寸前の国民経済がもたないと判断した。

レバノンでビットコインの需要が拡大

元日産ゴーン氏の国外脱出劇で知名度の高まった中東レバノンで、政府による資本規制のため深刻な現金不足が起きており、代替資産としてビットコインを購入する人が増えている。ーコインポスト

レバノンのデフォルトからレバノンの法定通貨であるレバノン・ポンドの下落に拍車がかかる可能性があります。

その下落について回避すべくビットコインに需要が高まっているのが要因となっています。

また中東の報道機関アルジャジーラによると、銀行口座の貯金の価値も約40%ほど目減りしているという。

こうして銀行に対する信用が大きく低下し、仮想通貨市場に向かう人が増えている。

ピアツーピア(P2P)のBTC取引プラットフォームLocalbitcoinsのデータによると、レバノンのビットコイン価格プレミアムは上昇を続けており、売り手は1BTCあたり15,000ドル(約165万円)を要求。世界の平均現物価格は、データ比較時点で9,500ドル周辺であったため、レバノンのBTC価格プレミアムは平均よりも50%も上乗せされた計算となる。

レバノンの人はOTC取引でビットコインを購入している

地元のビットコイントレーダーはアルジャジーラに対し、「銀行システムを回避したい場合、ビットコインは対応策の一つとなり得る」と語った。

ただ、レバノンの中央銀行は、クレジットカードを使用した仮想通貨の購入に制限を課しており、仮想通貨取引所を通じてビットコインを購入することは難しい。

Web開発会社のCTOであるSimon Tadros氏によると、ほとんどの取引は紹介を通じて行われ、多くの買い手と売り手がWhatsAppグループを通じて出会うという。ほとんどの販売は直接対面方式で行われ、ビットコイン送金のための額も現金支払いされる。

 

 

今回のデフォルトでレバノン・ポンド(LBP)の価値が下がることが予想され、多くの人は銀行で資金をおろしにくと思います。

保有しているLBPの価値の低下を防ぐために代替資産としてビットコインの需要が高まっていますが、国民がビットコインを買っているのがはOTC取引という直接取引になっています。

通常は仮想通貨取引所を通じて仮想通貨を購入できますが、OTC取引は直接相対取引でビットコインを買うことを言います。

実際にビットコインとレバニーズポンドの価格を調べてみました。

今回LBPとビットコインの価格を調べたのは実際に取引されているLocalbitcoinというサイトになります。

その時に1BTCあたりどのくらいで取引さているか調べてみました。

BTC 1
JPY 85万円
LBP 19932975LBP

*2020年3月10日時点

1BTCとした時の、日本円とレバノン・ポンドの価格になります。

レバノン通貨では1BTCは138万円に!63%増のプレミア価格

1BTC=19932975LBPという取引でしたが、実際にサイトで日本円表示に換算してみると

1BTC=19932975LBP=138万円

と2020年3月10日時点の1BTC=85万円と比べると約63%増のプレミアム価格となっていました。

この価格を見ると、金融危機に陥ったレバレンの人はプレミアム価格でもビットコインを買いたいと考えているのが分かります。

今後レバノンはどうなるのか?

現在金融危機に陥っている国として有名なアルゼンチンやベネズエラでは同じようにビットコイン価格にプレミア価格がついているのが現状です。

レバノン政府は自国の通貨を売ってビットコインを含む他の通貨に変えることを抑制する方法を取るのではないかと感じています。

その場合にレバノンの人は

ビットコインをOTC取引でプレミア価格で購入

ビットコインのマイニングをして少しでもビットコインを資産として保有する

という方法をとると予想しています。

この記事を書いている2020年3月10日はビットコインは、コロナウイルス の影響もあり1ヶ月前の100万円より大きく価格を落としています。

しかしながらそのような状況でもビットコインを国民が買っている現状があるのは、ビットコインはどの政府にも属さないボーダレスな金融資産として価値があるからだと考えられます。

 

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