仮想通貨Solana(ソラナ 通貨単位SOL)は、毎秒50000トランザクション(取引)を可能になるブロックチェーンのシステムになります。
取引の性能としてスピード、手数料、スケーラビリティなどあらゆる角度から既存の取引能力の上位クラスに入ると言われています。
Solanaは既に大手取引所のバイナンスやFTXに上場しており、FTXではSolanaのシステムをつかった分散型取引所(DEX)のSerumをリリースさせています。
能力の高さから今後様々な分野で使われていく可能性のあるSolanaについてご紹介していきます。
この記事の目次
仮想通貨Solanaについて
通貨単位 | Solana(ソラナ) |
---|---|
コンセンサス | POH |
発行上限 | 500,000,000SOL |
主要な取引所 | FTX、バイナンス |
毎秒5万件の高速処理が可能なSolana
上の表はsolanaと主要な仮想通貨の取引能力を比較したものになります。
ここで時価総額2位のイーサリアムとsolanaの取引を比較してみます。
ソラナ | イーサリアム | |
---|---|---|
取引速度(毎秒) | 50000件 | 17件 |
取引コスト | 0.001円 | 200円 |
ブロック生成(1ブロック) | 0.4秒 | 5分 |
コンセンサス | プルーフオブステーク | プルーフオブワーク |
以上のようにイーサリアムと取引能力につちえ比較してみましたが、ソラナは現状でイーサリアムの能力を大きく上回っているのがわかると思います。
またコンセンサスではプルーフオブステーク(POS)を採用しているため、ステーキングも行うことが可能です。
ソラナのパートナー
ソラナとパートナーになっているプロジェクトは数多くあります。
既に紹介した分散型取引所の「SERUM」、そして仮想通貨取引所の「FTX」、ソラナを使ったステーブルコインを発行する「Terra」、チェーンリンクなどそうそうたるプロジェクトとパートナーとなっています。
FTXが分散型取引所serumをソラナのブロックチェーンを使ってサービス開始
仮想通貨(暗号資産)取引所FTXが、新たに分散型取引所(DEX)「Serum」をローンチすることが分かった。
スケーラビリティの高いブロックチェーン「Solana」を活用して、高速処理を実現するノンカストディアルなDEX「Serum」を構築する。Serumは現物やデリバティブ向けの取引所となる予定で、流動性も高め、DeFiにおける既存の問題解決を目指すとしている。ーコインポスト
以上のようにSerumは分散型取引所として、ソラナのブロックチェーンを使ってリリースされました。
上の画像は実際のSerumの分散型取引所の画面となっています。
Serumではソラナの仮想通貨SOLについても取引することが可能です。
既存の分散型取引所の多くはイーサリアムのブロックチェーンができており、イーサリアムが高騰したりすると、手数料(GAS)が高騰したり、処理が遅れたりといったことも問題となっています。
そう言った中で、Serumが分散型取引所が高速処理が可能で、取引手数料が安いのであれば今後ユーザーが積極的にSerumを使っていく可能性も考えられます。
コインベースのカストディサービスでソラナのステーキングが可能に
米国最大の仮想通貨取引所であるコインベースはソラナをカストディサービスの対象としていますが、BisonTrailを通じてステーキングサービスを開始しました。
カストディサービスは第3者機関による仮想通貨の保管で、銘柄として選定されるのは仮想通貨にとっても名誉なことになります。
ソラナはその中でステーキングサービスの対象となり、取引所にソラナを預けることで金利が受け取れる仕組みとなっています。
ソラナの取引はFTXがおすすめ
バイナンスのパートナーとなっているFTXは、海外の仮想通貨取引所で2020年からユーザーを伸ばしています。
FTXでは注目の仮想通貨であるソラナやIEOを行ったSERUMなども大きな価格上昇を挙げており、多くの仮想通貨投資家が注目している取引所となっています。