世界最大の取引所として知られるバイナンス(Binace)のCEO「CZ」が、中国で感染拡大がおこっている新型肺炎コロナウイルスについて寄付を行う支援の表明しました。
CZから発言があった寄付額は約1億6300万円となっていて、今回バイナンスはビットコインなどの仮想通貨を使った寄付ではないようで、別の方法での寄付を行うとされています。
バイナンスはこれまで、西日本豪雨災害やノートルダム大聖堂、そしてオーストラリアの森林火災など世界的な災害に対して積極的に寄付を行っています。
またCZのツイートには仮想通貨での寄付を呼びかけるMatthew Graham氏のツイートのリンクが記載されており、そこでは500万円ほどのUSDTでの寄付が行われています。
仮想通貨取引所バイナンスが新型肺炎の被害(犠牲者)に対して寄付を表明
仮想通貨取引所やブロックチェーン企業、コロナウィルス感染者支援で寄付【ニュース】#コロナウィルス #仮想通貨 #寄付https://t.co/HvBi3IesEa
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) January 26, 2020
バイナンスCEOのCZ氏は、26日、ツイッターに同社がコロナウイルス患者への支援として、150万ドル(約1億6300万円)の寄附を約束すると投稿。 その後も、次のような支援の様子をツィートし続けている。
・中国や日本など近辺諸国では空気感染を防ぐ「N95マスク」が品切れ状態が続く中で、8000超のマスクを購入し、武漢へ送り届けるロジスティクスを模索。
・他国から約70,000枚のマスクの注文を追加。 中国のEコマース最大手やロジスティクス企業と連携中。 混乱を避けるために中国政府も我々の支援努力を調整中。
・バイナンスチームが慈善活動を推進していることを大変誇りに思う。 人々が回復するのを助けるために、自分たちの役目が果たせることを願っている。
For #Wuhan, not realistic to do crypto to end beneficiaries.
Binance pledged 10m RMB ($1.5m USD) to help #coronavirus victims.
We didn’t make any announcements. But BCF/Binance team has been busy for the last few days.
Still need help to arrange logistics locally.🙋♀️ https://t.co/UH6FXgVSrX
— CZ Binance (@cz_binance) January 25, 2020
上のツイートが実際にCZのコメントになります。
中国の「武漢」で仮想通貨で寄付を行うのでは現状として得策ではありません。バイナンスは今回の犠牲に対して、150万ドルの寄付を考えています。
また最近は非常にバイナンスの運営が忙しく、私たちは特にアナウンスは出来ませでした。
バイナンスでの仮想通貨のこれまでの寄付は以下のとおりです。
ツイッター上でマシューグレハム氏が仮想通貨の寄付を呼びかけ
Supposedly a crypto contribution address for Wuhan epidemic. 30,000 USDT thus far. Please note that I have no way of independently verifying use of funds!https://t.co/ycEgF9D4AKhttps://t.co/ENpKkIe8Xd
— Matthew Graham (@mg0314a) January 25, 2020
マシュー氏は、Sino Global CapitalのCEOで、中国のブロックチェーンと関連があります。
そうしたことで、彼はツイッター上で仮想通貨USDTでの寄付を呼びかています。
*USDTはドルの価格に連動した仮想通貨
上の画像は彼が呼びかけている募金のアドレスの取引状況です。