日本人の保有率がトップの仮想通貨リップル(ripple 通貨単位XRP)。 リップルの今後2019年からの専門家の価格予想は上昇していくという見通しが多く見られます。
リップルは仮想通貨の中でも時価評価額3位と世界で3番目に多く取引されている仮想通貨です。
2018年は仮想通貨市場全体が大きく値下がりしましたが、日本人をはじめとして今後リップルが大きく価格上昇をすることを期待して保有(ガチホ)している人が多くいます。
専門家の価格予想では、2019年内に80円や110円、そして数年以内に550円、将来的に1100円という発言が出ています。
投資する人が重要なのは、これらの意見を総合的に判断をして、将来的に価格上昇していくのであれば、どのタイミングでリップルを仕込んでいくのか。
ということが重要となります。
この記事の目次
2019年リップルの価格が上昇する根拠
リップルの2019年の価格上昇の理由が以下の通りです。
・金融機関のxRapid採用。
・取引所で基軸通貨として採用。
・Nasdaq、bakktなど大手金融機関の参入により仮想通貨市場全体の価格上昇。
この3つから内容を説明していきます。
リップルのこれまでの価格について
リップルのこれまでの価格は以下の通りです。(2017年〜2018年)
2017年1月 | 2018年1月 | 2019年1月 | |
---|---|---|---|
リップルの価格 | 0.7円 | 180円 | 35円 |
リップルの価格については上のように2018年1月に大きな値上がりをしたものの、2017年からの2年間でいうと50倍もの値上がりとなっています。
金融機関がリップルを使ったxRapidを採用。
公式発表‼️
xRapidがいま商用化‼️
MercuryFX、
Cuallix、
Catalyst Corporate Federal Credit Union(米国内で1,400以上の会員および顧客信用組合にサービスを提供する卸売協調金融機関)
が、初めてXRPを用いた
リップルネットで
即時国際送金を行います‼️#XRP https://t.co/icLD57qUvS
— カピさん (@lovexrp) October 1, 2018
最近でもXRPを利用した銀行間送金システムであるxRapid(エックス・ラピッド、エックスレーピッド)を採用した金融機関があり、需要が高まってきています。
xRapidは、送金の中間段階で仮想通貨であるリップル(XRP)を使うことにより送金の手数料(数秒で相手に着金する)とコスト(10分の1)抑えることができる、これまでにない画期的な方法と言えます。
採用した金融機関はいずれも送金業者で以下の通りです。
・Cuallix(メキシコ)
・MercuryFX(ロンドン)
・Credit Union(アメリカ:法人向け)
送金業者という事で、xRapidを利用して銀行間送金を行うためには大量にリップルの通貨であるXRPを買いこむ必要があります。
「銀行間送金」というだけあって送金される資金が多い事は想像するのに難しくないですが、価格が上昇する根拠の大きなポイントは既に商用利用されているという点。
これまで試験的に利用されていたのが、実用化されればこれまで以上に取引量の増大が見込めます。
それに伴い、リップルの価格が上昇していく事は大いにあり得る事です。
リップルを基軸通貨とする取引所が増加
We will be adding a couple trading pairs with XRP as the quote currency shortly.
And rename ETH markets to ALTS market. Running out of space on the UI.
Merry Xmas!
— CZ Binance (@cz_binance) December 24, 2018
私たちはいくつかの通貨ペアでリップルを採用しました。そしてイーサリアムの取引ペアを含めてイーサリアムペアでなく「ALTS」とします。これは取引画面に入りきらないためです。ーバイナンスCZ
最近では世界的大手の仮想通貨取引所であるバイナンスが一部の通貨ペアでリップルを基軸通貨として発表したのは記憶に新しいですね。
基軸通貨とは、リップルを使ってより多くの通貨と取引ができるということです。「リップルとビットコインキャッシュ」「リップルとトロン」「リップルとその他の仮想通貨」などリップルと直接取引できる通貨が増えてくることが基軸通貨と言います。
これまでは何かのコインを買う場合には、リップルからビットコインを買い、ビットコインで他の通貨を買う必要がありました。
他にも大手証券取引所のナスダックと提携するDX.Exchange(デリバティブ・エクスチェンジ)もXRPを基軸とした取引が可能として話題になっていました。
またシンガポールを拠点とする仮想通貨取引所のBitrrueでもXRPを基軸とした取引ペアを22種類取り扱うなど、世界各地で基軸通貨としてのXRP需要が高まっているのが現状です。
こうして世界各地でリップルを基軸通貨とした取引所が増加していくにつれ、取り引き量と流動性が上がり、それに伴って価値が高まっていくのではないかと考えています。
Nasdaq、bakktなど大手金融機関の参入により仮想通貨市場全体の価格上昇。
上の表をみてください。
世界の株式が取引できる証券取引所の取引高の表です。
- ニューヨーク証券取引所
- NASDAQ
- 東京証券取引所
の順に取引高のランキングとなっています。
ナスダックがビットコイン先物を2019年に取引予定。現在ビットコインとイーサリアム の指数を取引所に採用している。
bakkt(バックト)は、ニューヨーク証券取引所を運営する親会社であるICEがリリース予定の仮想通貨取引所となります。
2019年にはビットコイン先物を使用すると言われており、その他にも将来的には支払いシステムとしてもサービスを展開予定。 将来的にスターバックスなどで使われる可能性があると言われている。
大手証券取引所であるNasdaqはビットコイン先物のサービスを、仮想通貨プラットフォームのbakktは現物受け渡しのビットコイン先物の金融商品を取り扱う事を発表し仮想通貨全体の価格が上昇しました。
それに伴いリップルの価格も上昇し、仮想通貨市場の回復の兆しが見えてきました
なにより、世界的有名な証券取引所であるナスダックとニューヨーク証券取引所の親会社が仮想通貨市場に参入を表明したことの影響はかなり大きいと考えられます。
というのも仮想通貨という存在自体知らなかった層に知れ渡る可能性はもちろん、公に信用のある取引所が参入したという事でこれまで仮想通貨に対して疑心暗鬼だった層が仮想通貨市場に投資する可能性があるからです。
もしも多くの人が再び関心を示し、仮想通貨市場にお金が流れたらリップルに限らず仮想通貨市場全体が活気づいていくと思われます。
FXcoinはリップルが2019年には80円へ
こちらはFXcoinのシニアストラテジストである松田氏の予想なのですが、
「ETFの承認や機関投資家の本格参入による上昇は2020年」と前置きした上で次のように語っていました。
2019年12月でいうと
- ビットコイン 40万円→65万円
- リップル 35円→80円
- イーサリアム 14000円→40000円
となっています。
「2019年はXRP、仮想通貨による海外送金元年となるであろう」
松田氏は銀行間でXRPの利用が拡大していくと見込んでおり、XRPに対して好意的な印象を持っているようです。
ナスダックの価格予想「数年以内に550円(5ドルへ)
Ripple could easily be worth $1 within the next 52 weeks and $5 over the next several years. Some pundits are calling for $20-plus per Ripple, eventually.ー参照サイト
リップルは次の52週間後に120円になる価値がある(2018年中)そして550円は次の数年後に到達する可能性がある。
そして何人かの専門家は2200円まで将来的には到達する可能性がある。
以上のように、世界的取引所のナスダックがリップルについて予想を出しています。
SBI北尾会長、リップルは将来的に1100円へ
【翻訳】
《XRP年末10ドルの理由》
SBI北尾氏がこの予想を何度かツイート。背景には、国際送金に加え、CodiusスマコンなどRippleFamilyと言うべき広がりが。SBIVCはXRPに注力。リップルCEOが2019年にかけて多数銀行xRapid採用発言。故に10ドル予想なのだ。#XRP #リップル https://t.co/VtdQyoQISY
— カピさん (@lovexrp) August 6, 2018
SBIの北尾会長は将来的にリップルが1000円まで価格上昇すると発言を2018年からしています。
理由としては
- リップルを使った送金システムが活発化(金融機関で採用)
- 多くの取引所でリップルを主体としてサービスに切り替わる
ということを言われています。
実際にSBIは仮想通貨取引所を2018年から運営開始をしており、今後仮想通貨が将来的に取引されることを見越していると思われます。
▶️リップルの2018年、また将来的な価格予想
リップルの今後のイベント
リップルの今後のイベントは以下の通りです。
●リップルの国際会議スウェルの開催(2019年11月)
●リップルシステムの金融機関採用(2019年内)
●リップルの取引所基軸通貨採用(2019年内)
●アメリカ最大級の取引所コインベース でのリップル採用(2019年2月)
●世界最大級の資産運用会社「フィデリティ」でリップルを採用予定(2019年3月)
となっています。
リップルはどこで買うのがオススメ?
リップルを取引する場合には国内取引所で
- 「資産力」
- 「セキュリティ」
- 「取引のしやすさ」
から選ぶ必要があります。
オススメの仮想通貨取引所は下記の記事を参考にしてください。
今後もリップルに目が離せない
以上仮想通貨リップルの2019年の価格予想についてまとめてきました。
リップルは、日本人の仮想通貨保有率ではトップにきている仮想通貨となり、大変大きな影響力を現段階で持っています。
2020年に法整備が整えば、東京オリンピックでも使われる可能性があると噂にもなっており今後の展開が非常に楽しみな仮想通貨と言えます。