仮想通貨イーサリアム(Ethereum 通貨単位:ETH)が45000円の価格を記録し、コロナショック後の年内の値上がりは4倍という驚くべき記録となりました。
また同様にビットコイン(通貨単位:BTC)も現在130万円の価格に向かって価格が動いており、仮想市場全体のパフォーマンスとして大きな存在感を見せています。
直近のニュースでは、ナスダック上場企業がビットコインを購入したことや、全米でビットコイン(仮想通貨)のCMが流れるなど、経済の流れがデジタル化に向けて動いていると感じることができる状況となっています。
イーサリアムは年内にイーサリアム2.0のアップデートを控えており、勢い止まることをしりません。
この記事の目次
イーサリアムの価格年内4倍の上昇
コロナウイルスによる金融市場の暴落は株式市場や商品、仮想通貨市場など全体に及大きな暴落となりました。
上のチャートはコロナショック後のイーサリアムのチャートになります。
暴落後の価格は11000円、そして7月後半から一気に上昇したイーサリアムは8月14日に45000円を記録し、年内の値上がりは4倍となりました。
イーサリアムのプラットフォームはもやは他の仮想通貨が抜くことができない位置にいるとの2020年のアップデートは非常に大きなものになると予想していたからです。
イーサリアムのアップデートの詳細は下記の記事から
イーサリアムのプログラムを使ったDeFi銘柄の上昇目立つ
イーサリアムのプログラムを使った分散型金融システムDeFiのプロジェクトであるチェーンリンクやコンパクトなどはここ1週間で50%を超える値上がりを見せています。
DeFiは仮想通貨の交換などを自動化させた金融のサービスとなっており、手数料がやすくセキュリティが高いのが特徴となっています。
DeFi銘柄は特に7月から大きな高騰となっているの。次世代の金融システムとも言われていて、これらのシステムは非常にイーサリアムと関連性が強いのよ。
分散型金融システムについては下記の記事を参考にしてね!
ビットコイン130万円に向けて上昇中
7月交換からイーサリアムと同じタイミングで大きく値上がりを続けているビットコイン。2020年のコロナショックの際には50万円まで下がりましたが、すでに2倍を超える上昇となっています。
最近の相場で特に大きな注目を集めているのが、ビットコインやゴールドなどの安全資産。
コロナウイルスでの金融危機に政府は大量の法定通貨を発行していますが、将来的な価値の下落を危惧する声も大きくなっています。
アメリカ上場企業がビットコインを保有
12日には、ビジネスインテリジェンスサービスを提供する米ナスダック上場企業のMicroStrategyによる20,000BTCの保有が報じられた。
同社は先月末の株主総会で、今後1年間で最大2.5億ドル(約266億円)をBTCやゴールド(金)などの代替資産に投資する戦略を発表している。ゼロに近い金利や、中央銀行によるインフレリスクといった問題点を指摘し、米ドルの保有高を減らす投資方針を打ち出していた。〜コインポスト
このように米国の上場企業がビットコインの保有を公開することはこれまでのことから非常に珍しいことになっています。
BlackRockのLarry Fink CEOは昨年7月、米CNBC経済番組にて「仮想通貨などの新興技術には極めて大きなニーズがある」との見解を明らかにした。
ここでいう20000BTCは日本円で246億円の価格になっています。(1BTC=123万円)として。
ビットコインのCMが全米で流れる
米大手仮想通貨(暗号資産)投資ファンド「グレースケール」が、全米でテレビCMの放映を開始した。まずは、CNBCで放映され、その後、MSNBC、FOX、FOX Businessと大手メディアで流れる予定だ。
30秒間のCMでは、貨幣がどのように進化してきたかを描き、コロナ禍の経済対策に伴うインフレ政策に言及、「だからこそ、デジタル通貨の時代がきた」と、ビットコイン投資信託(グレースケール)の存在をアピールした。ーコインポスト
全米で配信されたこのCMは、人間が初期のことから、私たちが持つ資産が時代とともに移り変わってきたことを示しています。
このCMではビットコインを全面的に押し出すことはせず、通貨のデジタル化の流れがくることを証言しています。
CM自体は抽象的な表現ぽいけど、金融の知識がある人はしっかりとその意図を読みとることができると思うの。