FXや株でも有名な大手インターネット企業であるGMOコイン(旧Z.comコイン)はビットコイン(Bitcoin)やリップルなどを取り扱う国内の仮想通貨取引所になります。
GMOコインは、金融サービスの実績からの安心感と見やすく使いやすい画面のため仮想通貨が購入しやすく初心者から口座開設を行う人が増えてきています。
この記事ではGMOコインの取り扱い通貨や手数料の特徴、そして口座開設方法についてご紹介していきます。
実施にFX(外国為替)で事業である「GMOクリック証券)」で大きな実績のあるGMOだけに今後の仮想通貨取引について大きな注目を集めています。
この記事の目次
GMOコインの会社概要
名前 | GMOコイン株式会社 |
設立年月日 | 2016年10月 |
代表取締役社長 | 代表取締役社長 |
株主 | GMOインターネット株式会社 GMOクリックホールディングス株式会社 GMOグローバルサイン株式会社 Fitech Source,Inc. 高島 秀行 |
加入協会 | 日本資金決済業協会 日本仮想通貨事業者協会 日本ブロックチェーン協会 |
住所 | 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー |
以下GMOコイン株式会社の親会社であるGMOインターネット株式会社の説明です▼▼
GMOインターネット株式会社(ジーエムオーインターネット、GMO Internet, Inc.)は、インターネット関連事業を行う東証1部上場企業で、GMOインターネットグループの持株会社でもある。本社は東京都渋谷区桜丘町のセルリアンタワー内に所在する。
インターネットインフラ事業を中心とし、グループ全体でインターネット広告・メディア事業、インターネット証券事業、モバイルエンターテイメント事業を営む。ドメイン名登録事業、レンタルサーバー事業においては国内大手。本社を含む9社が上場している。ウィキペディア
大手ならではの高い資本金と経営能力は今後国内仮想通貨取引においてより安心で安全な取引ができる場として注目をされています。
GMOコインデ取引できる通貨
取り扱い仮想通貨 | 単位 |
---|---|
ビットコイン | BTC |
イーサリアム | ETH |
リップル | XRP |
ライトコイン | LTC |
ビットコインキャッシュ | BCH |
GMOコインが取り扱う通貨はビットコインから拡大し、「イーサリアム」「ビットコインキャッシュ」「ライトコイン」そして「リップル」も追加されました。
大手の取引所で注目の仮想通貨「リップル」が取引できるということで、GMOが取引を採用したことで大きな注目を集めました。
GMOコインでのビットコイン取引の特徴
通貨 | ビットコイン(BTC) |
取引時間 | 24時間 365日 |
手数料 | 無料 |
最小注文量 | 0.0001BTC/回 |
最大注文数量 | 100BTC/回 |
ビットコインを含めて他の通貨については100円から1000円単位で購入することが可能です。
手数料は無料ですが、仮想通貨の購入方法は「取引所」と「販売所」の2通りがあり、「取引所」を使うことで安く購入することが可能です。*詳しくはこの記事に別途記載
なので、事前にその仕組みを知っておく必要があるわ。
GMOコインのビットコインFXについて
通貨 | ビットコイン(BTC) |
レバレッジ | 10倍 |
手数料 | 無料 |
注文方法 | 成行、指値、逆指値、IFD、OCO、IFDーOCO |
ロスカット | 証拠金維持率が50%を下回った場合 |
レバレッジ手数料 | 0.04%(日) |
ビットコインFXはレバレッジ取引であり、レバレッジの倍率(10倍)の資金を借りてトレードすることができます。
つまり1BTC持っている人が10BTCで取引ができるということです。
ですが元本はあくまでも1BTCなので、1BTCで資金管理をする必要があります。
GMOのビットコインFXでの特徴は多彩な注文方法が可能ということ。
ビットコイントレードで注文を出した後には、どこまで下がったら決済、どこまで値上がりしたら決済など簡単に注文を出すことができ、一度注文を出すとチャートに張り付く必要がありません。
GMOコインで仮想通貨を買う場合は「取引所」が安い
上の画像はGMOコインの取引画面になります。
仮想通貨を買う場合には画像の赤枠で示した
●取引所・・・・個人間取引で売買
●販売所・・・・GMOコインから通貨を売買する
この2つのパターンで取引が可能です。
また左側に注文する画面。
右側にチャートを見て取引することが可能です。
価格を指定して、通貨を買うのが苦手な人は、「成行」注文を使いましょう。成行注文を使うことで、売り注文で一番安い価格で自動的に約定するようにシステムが取引をしてくれます。 詳しくは→こちら
GMOコインの取引所
GMOコインの取引所は「個人間取引のため通貨を安く買うことができる。」という特徴があります。
上の画像の真ん中に価格が並んでいるのは、GMOコインで注文を出している人の価格が並んでおり、その中で安い価格を選んで買うことで安く買うことができます。
またメニューをみると取引所では
●現物取引・・・通貨をそのまま買う。
●レバレッジ取引・・一時的にお金を借りて、元本より大きな金額で取引をする。
●webtrader・・・web版の取引画面で取引をする。
となっています。
チャートと右側に価格が並んでいて、チャートを見ながら取引ができるのが特徴です。
上の画像でいうとビットコインで57万円の価格がついているけど、webtraderの方が現物取引が500円くらい安いわ。金額的に気持ちの問題にはなるけど
GMOコインの販売所
GMOコインの販売所の場合はGMOをコインに対して通貨を買ったり売ったりできます。
売買価格があらかじめ固定されているため、ボタン一つですぐに買うことができるメリットに対して、取引所より価格が少し割高になっている傾向にあります。
*2019年4月末の比較
取引所(現物取引) | 販売所 | |
---|---|---|
ビットコイン価格 | 547464円 | 565684円 |
以上のように取引所と販売所ではビットコインの価格の差は18000円くらいになります。
取引所、販売所は取引する人のニーズに合わせて取引をします。
販売所で取引する人の多くは、「パソコンに慣れていないため、簡単に取引ができる販売所がいい」「通貨の価格が割高だけど、基本的に中長期の保有で利益を伸ばしていく」人の傾向が多いと言えます。
GMOコインはスマホでの取引も見やすい画面となっている。
上の画像はスマホアプリですが、よりスムーズな取引に特化した多彩な注文方法を備えています。
多くの人の要望で改善を重ねた画面だから取引しやすいのが特徴よ。
GMOコインのセキュリティについて
GMOコインが選ばれる理由としてはやはり、大手の安心感と、これまでの金融サービス(FXや株)での実績の2点が大きな理由としてあげられまs。
顧客資産を分離して仮想通貨を管理
お客様から預託を受けた金銭は、当社の自己資金とは別口座で管理しております。
仮想通貨の保管場所は、当社保有分とお客様保有分で物理的に分離しています。
特に顧客側の資産はセキュリティを向上させているのよ。
オフラインでの仮想通貨の資産管理
ハッキング対策: オフライン保存
仮想通貨の秘密鍵は、即時送付に必要な分以外、すべてインターネットから隔離された「コールドストレージ」にて保存しています。
即時送付に必要な分についても、一つのアドレスに複数の秘密鍵を割り当てる「マルチシグネチャアドレス」を採用しており、秘密鍵をセキュリティ構成の異なる複数の場所に設置し、リスク低減を図っています。
内部不正対策: マルチシグネチャ
内部による不正を防止するため、「コールドストレージ」管理の内部統制を行なっております。
「コールドストレージ」からの仮想通貨の送付には、技術的に複数部署の承認を必要とすることで、一部担当者の不正により秘密鍵が盗難されるリスクを防止する体制を整備しています。
オフラインで管理するということは、ネットに繋がっていない状態であり、ハッカーが通貨を盗めないようにする最大のセキュリティ方法と言えます。
また内部の犯行で通貨を盗まれない対策も厳重に行っていると説明されています。
GMOコインの手数料について
日本円 | ビットコイン | |
入金 | 無料(送金先銀行の手数料を除く) | 無料 |
出金 | 無料 | 無料 |
仮想通貨売買 | 仮想通貨FX | |
手数料 | 無料 | 新規注文・決済:無料
ロスカット:無料 レバレッジ手数料:0.04%/日 |
基本的に売買手数料は無料ですが、仮想通貨FXのレバレッジ手数料については、レバレッジ取引のため資金を借りてくるために手数料が建玉ごとにかかります。
GMOあおぞらネット銀行について
GMOあおぞらネット銀行は、GMOコインと同じGMOグループからリリースしたネットバンクになります。
GMOあおぞらネット銀行はすでに株の証券会社である「GMOクリック証券」と口座を連携するサービスを開始しており、将来的にも同じログインで簡単に口座を使い分けることができるようになる可能性があります。
①振込手数料月1回無料
②ATM引き出し手数料月2回無料
③GMOクリック証券の口座連携で定期預金金利0.110%
④デビットカード利用で0.6%のキャッシュバック
まだ新しい銀行なのでさらにサービスをグループ間で広げて行くと思うわ。
GMOコインの口座開設の手順
GMOコインはこちらから進めます▼▼
*書留郵便で送られてくるハガキには口座開設コードが記載されていますので、それをサイトで入力して口座開設が完了となります。
口座開設の手順はメールアドレスからまず登録をして、上の画像のような進みになります。 メールアドレスとパスワードを最初に設定すればすぐにGMOコインにログインできるため、その後で準備が整い次第、「個人情報入力・本人確認書」についてPC上で提出すれば大丈夫です。
まずメールアドレスの登録は上の画像のようになるため、メールアドレスを入力して「無料口座開設」をクリック。
その後登録したメールアドレスにメールが送られてくるので、その後にパスワードをすぐに設定することが可能です。
GMOコインの今後に期待
今後仮想通貨取引はますます増えてくることが予想されます。
そんな中で2017年から本格的に仮想通貨事業を開始してGMOは、今後大手としての安心感と安全面という上では非常に期待ができる取引所と言えます。
2017年11月末からはGMOコインではあの「リップル」も追加され積極的に仮想通貨取引事業を行っています。
大手取引所として今後の国内での仮想通貨サービスについては今後も目が離せません。