仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)は国内でも以前から実績・評判があり、ビットコインだけでなく、ネム(nem)やモナコイン(monacoin)など、魅力的な通貨を当初から取り扱っている取引所になります。
他にも有名なサービスとしてはコインの積み立てができるのも特徴の一つとなっています。*積立は現在サービス停止中
ザイフで最も特徴と言えるのが国内初の仮想通貨「モナコイン」と「ネム」を当初から取り扱い、それらの通貨の出来高も国内で大きいのが特徴です。
これらの通貨は熱狂的なファンを持つコミュニティが強く、2017年の相場は値上がりはどちらも100倍以上を記録するという、資産1億円以上を保有する「億り人」を生み出した通貨としても有名です。
またテックビューロは、仮想通貨を使った効率的な資金調達を可能とする「COMSA(コムサ)」を開発しており、2017年のICOでは100億円以上を調達したことでも有名です。
この記事の目次
ザイフ取引所の概要について
運営会社 | 株式会社フィスコ仮想通貨取引所 |
---|---|
設立年月日 | 平成28年4月12日 |
資本金 | 22億0,200万円(平成30年12月26日時点) |
所在地 | 東京都港区南青山5-11-9 |
代表取締役 | 八木隆二 |
ザイフ取引所は以前「テックビューロ」という会社が運営をしていましたが、2018年9月にハッキングにあったことから、運営会社が大手企業の「フィスコ」となりました。
2017年にはザイフでもネムやモナコインの高騰で億り人が誕生したわ。
ザイフの運営会社はフィスコへ!
【速報】仮想通貨取引所Zaifがハッキング被害で67億円流出、フィスコが株式を過半数取得・50億円支援へ https://t.co/ml2G3KFJei
— コインテレグラフ 🎃 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年9月19日
ザイフが9月20日公式的にハッキング被害にあい67億円分の仮想通貨が流出したと発表しました。
被害にあった仮想通貨は「ビットコイン」「ビットコインキャッシュ 」「モナコイン」の三つで、今回の被害でフィスコ取引所が50億円分を補填して事実上ザイフを経営していことになりました。
ザイフでの事業譲渡の手続きが行われた
【事業譲渡に関する株主決議について】
弊社と株式会社フィスコ仮想通貨取引所との間で締結された平成30年10月10日付事業譲渡契約に関して、平成30年10月19日付臨時株主総会において、事業譲渡を承認する決議がされたことをご報告いたします。これに基づき、事業譲渡の手続きを進めてまいります。— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年10月22日
ザイフではザイフになる仮想通貨をフィスコに移管するために、ザイフに口座を持つ人は「11月21日(水)までに事業譲渡の同意が必要」になります。
フィスコが50億円分を補填するから、特に流出した仮想通貨を持っていた人は期限内に「同意」をする必要があるわ。 手続き方法は下記の記事を参考にしてね!
Zaif(ザイフ)の取り扱い仮想通貨について
ザイフの取り扱い通貨は上の画像のように、主要な通貨として「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」「ネム(NEM)」「モナコイン(MONA)」の取り扱いができます。
ザイフの仮想通貨銘柄一覧は以下の通りです
仮想通貨 | 取引単位 |
---|---|
ビットコイン | BTC |
イーサリアム | ETH |
ネム | XEM |
モナコイン | MONA |
ビットコインキャッシュ | BCH |
コムサ | CMS |
ザイフトークン | ZAIF |
カウンターパティー | XCP |
通貨の中での「ザイフトークン」はザイフのオリジナルの仮想通貨で、取引所として評判が上がれば買われやすい通貨となっているわね。
特にネムは国内でも初めて取り扱いをしたところでネムを買う人はお多くの人がザイフを利用しています。
ザイフはモナコイン(Monacoin)の取引が有名
国内初の仮想通貨であるモナコイン(Monacoin)。
あの2ちゃんねるから生まれた仮想通貨ですが近年は、強いコミュニティの要因もあり、大きな値上がりを見せています。
1年間の値上がりが600倍とすさまじい値上がりを見せており、大きな注目を集めています。
そのモナコインを国内でいち早く採用し、国内での取引高1位を記録したこともあるザイフになります。
国内でもコミュニティが強い仮想通貨よ。
ザイフではICOで注目を集めて「コムサ(COMSA)」が取引できる!!
COMSA(コムサ)とは、仮想通貨を使った資金調達(ICO)のプラットフォーム(基盤)になります。
コムサを使うことで多くのスタートアップ企業などが、迅速かつ低コストで効率的に資金調達が可能になり、次世代のクラウドファンディングとして注目を集めています。
そのコムサを開発しているのが、ザイフの親会社である「テックビューロ」になり、ザイフでコムサの取引を行うことができます。
モナコインと同じように国内での期待の仮想通貨の一つと言えます。
ですが、将来的日本でもICOの法整備が整えばコムサの活躍する機会がやってくる可能性があります。
コムサは国内ではザイフのみで購入ができます。
ザイフでの取引は安全なのか?
2018年9月にハッキングを受けたザイフですが、運営会社がフィスコとなり、金融庁の指導のもとセキュリテイの改善を行なっています。
運営会社がフィスコに変ってことで、ザイフは以前の活気を取り戻しつつあります。
オフライン環境下にて仮想通貨を管理
お客様からお預かりした暗号通貨残高のうち、流動しないものについてはシステム内からは完全に隔離された状態で複数箇所に分けてオフライン保管(Cold Storage)され、その再移動には権限を持った複数管理者の電子署名(Multi-Signature)が複数段階に渡り必要となる内部統制制度を導入しております。
ザイフでは顧客の資金については、基本的にネット環境から隔離をしたオフラインで保管するようにしており、24時間体制で管理をしています。
Zaif(ザイフ)仮想通貨取引について
上の画像はザイフの取引画面になります。
ザイフでは、取引所と言われる個人間売買の取引がすべての通貨で可能になっています。
上の図ようのな取引板に各個人が出した注文が並んでいます。この取引板で取引することにより安く仮想通貨を買うことができます。
通常ビットコインは取引板で取引可能ですが、取引所によっては「販売所」と言われる仮想通貨取引所からアルトコイン通貨(イーサリアムやネムなど)を買う仕組みになっているところがあり、その場合2−3%通貨の価格が上乗せされた形になっています。
しかしながらザイフではビットコインだけでなく、イーサリアムやネム、モナコインなどのアルトコインもすべて取引板で取引ができるため、割安な環境で仮想通貨が購入できる仕組みとなっています。
ザイフを登録している人の多くは、ザイフの取り扱い通貨数が多いと、安く仮想通貨を買うことができるからよ。
簡単売買でビットコインとモナコインの取引が簡単
ザイフでは上の画像のように「ビットコイン」と「モナコイン」について簡単売買ですぐに売買ができるのが特徴です。
すでに買う金額が提示されていますが、売買するときには、注文板に並んでいる価格(板に並んでいる安い金額と比べて)と比較して、損が無い取引をしてください。
*取引板に比べて価格が指定されているため、価格は高くなる傾向にあります。
ザイフのAirFXで、先物取引とレバレッジ(信用取引)ができる。
ザイフでは、すでにご紹介したレバレッジでの信用取引ができます。AirFXとは、最大レバレッジ25倍で取引ができます。またそれに加えて先物取引もできるが特徴になります。
「信用取引」では資金を一部借りて取引できるため、取引に自信がある方は効率的に資金を増やす方もいます。
ビットコインFX(信用取引)の仕組みの特徴はこちら↓↓
ザイフ注目のサービスの一つ「積立」(現在停止中)
ザイフのサービスの中に仮想通貨の「積立」があります。これは毎月指定口座から引き出し仮想通貨に投資をしていく投資なります。
👉毎月一定額の買い付けのため相場の動きに左右されない。
👉中長期投資に大きな力を発揮するため、仮想通貨投資に向いている。
ぜひ初心者からおすすめしたい、そして投資の一つの選択肢として含めておきたいものと言えます。
ザイフの手数料について
以下代表的な通貨の手数料になります▼▼
通貨 | maker手数料(%) | taker手数料(%0 |
---|---|---|
ビットコイン | −0.05 | −0.01 |
ネム | 0 | 0.1 |
モナコイン | 0 | 0.1 |
ビットコインキャッシュ | 0 | 0.3 |
イーサリアム | 0 | 0.1 |
Zaif exchengeでは、maker手数料は板に注文を並べる際の手数料、taker手数料は並んだ注文を消費する際の手数料を指します。
通常通貨を購入するときは取引板に並んだ売り注文から買っていくため「taker」手数料となります。この辺の手数料は取引所によってまちまちですが、ほとんどが変わりません。
上の図は日本円をお手持ちの銀行からザイフに入金した時の手数料と、日本円をザイフから銀行に出金した時の手数料になります。
手数料については他の取引所とは遜色がありません。
ザイフのメリットは特徴のある通貨を取引できること。
ザイフ取引所を使って多くの人が取引している理由はズバリ
「ネム」「コムサ」「モナコイン」
などの特徴的な通貨が取引できるからです。
しかしながらネムは値下がりした3円(2019年2月)から短期間で11円まで上昇するなど、仮想通貨市場全体が上昇相場となった時に値上がり比率が特に大きいのが特徴です。
Zaif(ザイフ)の口座開設方法について
ザイフの口座開設方法は、
①まずはメールアドレスから簡単に登録
②サイト上で登録情報を入力して、身分証明書(運転免許証など)をネット上アップし口座開設の申請
③審査後は登録先の住所にハガキが送られてくるため、それを受け取って口座開設が完了
という流れになります。
まとめ
以上ザイフ取引所についてご紹介してきました。
ザイフは2018年から大手企業のフィスコが運営することになり、セキュリティーを大幅に見直し改善を行なっています。
ザイフならではで取引できる通貨は、今もなおユーザーが将来的な値上がり益などを含めて積極的に取引をしている取引所ととなっています。